納棺夫日記
映画「おくりびと」がアカデミー受賞したせいで
一躍、注目を浴びてる本。
日頃、思っていることが書いてあった。
☆人は死を避けて通り、なるべく見ないようにしているけれど、
生と死は表裏一体である。
☆人間は常に愚かで悲しい。
この世で唯一絶対に決まっていること、それは死。
宇宙の規模からいったら一瞬にも
ならない短い人生を泣いたり笑ったりしながら
駆け抜ける愚かな人間。
欲望は際限なく、過ちを繰り返すどうしようもない人間。
それでも死があるから生きる。
死んだら朽ちて土くれになるだけで何の意味もないのに生きる。
必死になって生きる。
現実の死に蓋をしてるくせに、
バーチャルの中の死だけがひとり歩きしている現代。
死を考えるに際して宗教は切っても切れないが、
この本の中に出てくるアインシュタインの
科学的でない宗教は盲目である
宗教のない科学は危険である
という言葉はダン・ブラウンの「天使と悪魔」を
読んだ時にもまさにピンときた。
これから人間はどう科学を使って生き、
どう宗教や死と折り合っていくのか、
少し考えた方がいいんじゃないのかね、と一石投じてる本。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- くう・ねる・のぐそ(2009.11.03)
- 人は原子、世界は物理法則で動く(2009.11.01)
- 気になる部分(2009.09.19)
- ショパンに飽きたらミステリー(2009.10.21)
- エドガー・アラン・ポーの世紀(2009.10.17)



コメント
面白そうですね。
読んでみたいですね。
投稿: haruzuki | 2009年4月 1日 (水) 11時26分
ご来訪ありがとなのです。
納棺夫日記は途中、宗教の話になって
ちと複雑ですが、なかなか考えさせられます。
投稿: konohazuku | 2009年4月 2日 (木) 10時41分