奇想の王国 だまし絵展
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そんなに熱狂的なファンではないけど、
やはり一世を風靡した人であることに変わりはない。
スリラーの映像はいまだに鮮烈。
あのダンスには血が踊る。
度重なる整形や、明らかにドラッグをやっている雰囲気から
今回の死もある意味当然のように思われるが、
彼の残した功績は消えないだろう。
くしくも時を同じくしてファラ・フォーセット・メジャースの訃報にも
チャリ・エンを見てて、あのワイルドな風貌に憧れてた
世代としてぐっときた。
好きだったの、感覚的に。ホント。
あのいかにもアメリカ的な感じが。あの当時。
とってもかっこよくて。
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今回はけっこう余裕があったのに、
やっぱり締め切り間近はなんだかんだガタガタする。
編集者に会って話を聞いてきたけど
やはり刊行冊数を減らすというご本尊からのお達しで、
次の仕事はいつになるかわからないとのこと。
まじ、やばい。それでもどこかで“信じてる”ようなところがある。
これじゃ、ただの能天気なオプティじゃないか。
こういう時はどうすればいい?
ひたすら耐えて仕事のネタを探しまくる・・・・それしかない。
何かいいことないものか。
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この頃、からっきしいいことなし。
すべてにおいてスルーされてる気がする。
この半年、仕事がきても途中でキャンセルされたり、
しつこく言わないと仕事くれなかったり、
打診してもなしのつぶてだったり、
こんなことばっかり。
さらに今またひとつ唯一の定期収入源に暗雲が。
これはホントに生活保護まっしぐらか。
そんなにホントに本は売れないのかね。
片やバカ売れしてる本だってあるというのに。
リーディングしてるとよく思う。
こんなつまらん本をよく出版してくれたな、と。
編集者が何かを気に入って、社内の編集会議にかけて、
コストかけて本にして世に出してるわけだ。
こんな本でも。
世の中、映画だってなんだって
ほとんどがくだらなくてつまらないけど世に出すのは賭け。
弱小出版社ならともかく、
もっと翻訳ものを出してくれたっていいと思うけど。
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サッカーは負けたし、
株価も下がってるし、
宝くじはまたボツだし、
仕事も来ないし、
何もかもいいことなし。
ホントに世の中なんかアホくさくなってくる。
いかん、いかん、くさってても埒があかないと思っても
むしゃくしゃしてやけ起こす人の気持ちがわかるよ。
こういう時、人は悪に走るんだろうな。
何かディストラクトするものがないとやばい、やばい。
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昨日、訳了した。
なんだかラストになってつまらなくなって、
意欲が萎えてストレスがたまった。
これからが切った張った大変なのだけど、
やはりストレスがたまってるのかいつも出るのが
何か欲しい病。
金がないから大枚は使えないので
ささいなものが欲しいのだ。
たとえばキッチングッズとか、化粧品のサンプルとか。
そう、化粧品を変えたくなる。
毎日のように目にする肌に一番いいかのごとくのさまざまな広告。
うまいねえ、ああいう広告。ついほだされる。
それをあれこれネットとかで口コミ調べて
いかに自分の感性で決めるか、
けっこうそれがスリリングな買い物の醍醐味。
要は結局、何か変化が欲しいということなのだろう。
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市民税・県民税の納税通知がきた。
あまりの少なさに思わず笑った。
隠し財産があって収入がない、という状態が一番グーだね。
って当たり前か。
それにしても株価が少々上向きになってきたというのに、
仕事もぱっとしないし、いいことがない。
日々、イチローくんの安打数をカウントするのが唯一の楽しみ。
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初老の大学教授と若い女の愛の物語。
こういった年の離れた男女の恋愛話にありがちな
老人の若さへの憧れとか、若い恋人に簡単にポイされるのではないかと
恐れおののく妄執を描いているだけかと思ってたが、
老いとはなにか、結婚とはなにか、
もっと深いものを考えさせられる内容だった。
何よりグサリときたのは
人と何かを築いていくことのできない主人公の大学教授の
どこか自分と似通った生き方。
結婚生活も続かず自ら妻子を捨てて逃げ、
都合のいいセックスパートナーとは長年続いている一方で、
若い恋人から家族に会って欲しいと言われてうろたえる。
どうせ若い女相手の恋に将来などないと自分に言い訳し、
結局、足を踏み出せない。
堅物の息子から不倫をしていると相談を受けても
すべてのアドバイスがそらぞらしい。
なんでも話せていた親友の突然の死に右往左往し、
人との関係を正面からきちんと対処してこなかった
人生のツケが回ってきたといったところか。
原作はフィリップ・ロスの「ダイング・アニマル」
人間は「死にゆくけもの」であるというタイトルからも
人生の時間の経過におけるさまざまな思いが感じられた。
使われてる音楽も印象的だった。
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今、旬のピアニスト辻井伸行くん、
一日だけ目が見えたら、何を見たい?という質問に即座に
両親の顔・・・・・ぐっときた。
モーグルの上村愛子と回転の皆川賢太郎が結婚。
ふたりとも応援してるのでなんだか嬉しい。
それにしてもスキーDNAバリバリの子が生まれるだろうなあ。
グラフとアガシが結婚した時も同じことを考えた。
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珍しくめちゃくちゃページターナーな本だった。
ドイツ在住の日本人翻訳家の方のブログで
お薦めだというので、邦訳を発見してゲットしてみた。
主人公は死体鑑定の専門家ハンター。
ある悲惨な事件の後、大都会ロンドンを離れて田舎にひっこみ、
町医者をやっている。
そこで奇妙な儀式を施された腐乱死体が発見されたことで
封印していた検屍仕事をやらざるをえないはめになり、
事件に巻き込まれていく。
田舎特有の閉鎖性を背景に、人間心理も掘り下げ、
ええ、それでどうなるの?という絶妙な展開で
とにかく矢も盾もたまらず一気読み。
翻訳もうまくてとても読みやすい(羨ましい)。
ラストの大ドンデンは少々蛇足な気がしたけど
最近では珍しいくらいおもしろい本だった。
シリーズものらしいので次作も楽しみ。
著者はアメリカに現実にある法医学トレーニング施設
「死体農場(ボディファーム)」での
体験をベースにしたというからますます興味深い。
次の刊行は未定だが、ぜひ続編を紹介したいと
あとがきで訳者がさりげなく出版社にプレッシャーかけてるところが
同業者として大いにうなずける。
わたしも拙訳書「赤と黒の肖像」のあとがきで続編のことに
ふれたんだけどどな~
売り上げが伸びないと版権とってくれないからな~
しかし、夜更かしすると頭がぼうっとしていけない。
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ずっと前にビデオに録っていた古い映画を
DVDに落としながら見直してみた。
ジュリアン・デュビビエ監督が1955年に製作した白黒映画。
男子ばかりの寄宿舎、湖の対岸にある幽霊が出るといわれている館、
そこに幽閉されていると思われる美女、といかにもヨーロッパらしい
不思議を加味した思春期映画。
今観るとクサいけど、やっぱりこういう世界はたまらなくいい。
寄宿舎のモデルになっている城は
わが別荘ノイシュヴァンシュタイン城のすぐ近くにある
ホーエンシュヴァンガウ城ではないかと思うのだけど。
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全盲のピアニスト辻井伸行くんが
バン・クライバーン国際コンクールで優勝した。
目が見えない音楽家はいっぱいいるけど、
生まれた時からという状態は想像もつかない。
海、山、木、火、水といった自然のもの、
あらゆるものを実際に見たことがないのだから
楽譜の解釈ということもさることながら、
表現力という点でも圧倒的に不利なはず。
それを天から降ってきた音楽と言わしめるほど。
まさに神は彼の視力を奪った代わりに
音楽の天賦を与えてこの世に送り出した。
何かをもっていないというハンディが大きな強みになった。
もちろん本人の努力は並大抵のことではなかったと思うが、
人間の底知れぬ不思議さ、可能性を感じる。
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去年に引き続き、高校の同期会があった。
二年目ともなると新鮮味も薄れ、出席者も半分くらいに減り、
少々トーンダウンというのが正直なところ。
子供がいて地元に住んでる人はけっこういろんなことよく知ってて、
誰はどうのという人の情報がおもしろかった。
しかしヒッキーの身にはちと疲れた。
二次会もあったけど、サッカーを観たくて帰ってきてしまった。
予想通りのアウェイジャッジには、はあ?って感じだったけど、
なかなか速攻のいい試合だったのでは。
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本はずっと前に読んだのだけど、忘れちゃってたなあ。
やはり原作を読むなり、多少でも予備知識を
仕入れてから観た方がいい。
ヨーロッパの街はきれいだし、教会や禍々しい彫刻なども素敵で
エンターテイメント的には楽しめる。
でも土、空気、火、水に絡んだ凝った惨殺事件や
核兵器のような恐ろしい反物質を奪って脅迫するなど、
いかにもハリウッド的なことだけに意識がいってしまってはもったいない。
科学と宗教に限らないけど、経済活動と自然保護など、
相容れない矛盾を抱えつつ実は互いに必要不可欠な
光と影のようなものの存在に人類はずっと苦しんできた。
どちらか一方の暴走はいけないという
この諸刃の剣的テーマはいつの時代もとても興味深く、
「ダ・ヴィンチ・コード」とはまた違うおもしろさを強く感じることができる。
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例の1Q84が売れまくってるらしい。
確かに本屋で上巻が売り切れてた。
みんな催眠術にかかったように殺到してるとしか
思えないくらい。
とりあえず買っとくというミーハーも多いのだろうけど、
実質売れてるのがひたすら羨ましい。
誰か本や映画や、なんでもいいから
拙訳書を取り上げてくれたりしないかなあ。
と、おこがましい感想。
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新聞の書評欄に載っていたので
涎を垂らしながらさっそく買いに走って
しまった。
TDLのホーンテッドマンションの建築様式や仕掛けをベースに、
幽霊屋敷の起源を綴ったもの。
もちろんわが別荘ノイシュヴァンシュタイン城にもふれている。
TDLの例の邸宅は、仔細に観察すると外観にも禍々しい
いろんな仕掛けがあり、
これから邸内で目にするものを想像させられてわくわくする。
しかもリピートしてて内容はわかっているというのに、
何度でも見たいと思わせる飽きない幽霊屋敷。
お友だちになりたいくらいのこの加藤耕一さんという著者は、
まずホーンテッドマンションの仕掛けをつぶさに観察し、
そしてこの幽霊屋敷の見事な幽霊出現トリックが
18~19世紀のヨーロッパで始まった
恐怖を体感して楽しむ娯楽を原型としていることに話を持っていく。
著者は建築の専門家だけあって
アメリカ、日本、パリのホーンテッドマンションを
建築様式的にも比較していて、
ヨーロッパのホーンテッドマンションは日本のような
ゴシック様式風ではないことを指摘。
その理由はヨーロッパにおいては
ゴシック様式の家はあまりにも一般的で、
幽霊屋敷という認識にはならないから、という話はおもしろかった。
わざわざ怖い思いを楽しむなんて、人間ってヘンな動物
だとつくづく思うがそこがたまらなくおもしろい。
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せっかくじいちゃんたちに
仕事ください、とお願いしてきたというのに、
先日、下訳仕事を頼まれた先輩翻訳家から電話があり、
まだ版権も取ってないし、刊行は先の話になるので、
下請仕事はやらなくていいとのこと。
なんだよ~![]()
昨日からいい話がまったくないじゃないの。
まわりじゅうが結託して私に仕事まわさないように
してるみたいな気さえする。
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先週提出したリーディングのことで
担当編集者さんと話をした。
けっこうおもしろい本だったけど、
その出版社のカラーではなかったので
案の定、う~ん、残念ですねえ、ということに。
他に売り込んでもいいか、という件についても
エージェントの関係で×。
こんなものか、とは思うけど正直がっくりorz・・・・・
モノになるのは100冊読んでせいぜい1冊というのは本当の話。
でもびしばし本を出せてる人もいる中、
やはりリーディング要員なだけかとくじけそうになる。
こだわっててもしかたがないが。
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