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幽霊屋敷の文化史

新聞の書評欄に載っていたので

涎を垂らしながらさっそく買いに走ってrunしまった。

TDLのホーンテッドマンションの建築様式や仕掛けをベースに、

幽霊屋敷の起源を綴ったもの。

もちろんわが別荘ノイシュヴァンシュタイン城にもふれている。

TDLの例の邸宅は、仔細に観察すると外観にも禍々しい

いろんな仕掛けがあり、

これから邸内で目にするものを想像させられてわくわくする。

しかもリピートしてて内容はわかっているというのに、

何度でも見たいと思わせる飽きない幽霊屋敷。

お友だちになりたいくらいのこの加藤耕一さんという著者は、

まずホーンテッドマンションの仕掛けをつぶさに観察し、

そしてこの幽霊屋敷の見事な幽霊出現トリックが

18~19世紀のヨーロッパで始まった

恐怖を体感して楽しむ娯楽を原型としていることに話を持っていく。

著者は建築の専門家だけあって

アメリカ、日本、パリのホーンテッドマンションを

建築様式的にも比較していて、

ヨーロッパのホーンテッドマンションは日本のような

ゴシック様式風ではないことを指摘。

その理由はヨーロッパにおいては

ゴシック様式の家はあまりにも一般的で、

幽霊屋敷という認識にはならないから、という話はおもしろかった。

わざわざ怖い思いを楽しむなんて、人間ってヘンな動物

だとつくづく思うがそこがたまらなくおもしろい。

Dsc02344

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