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ショック・・・・

大のお気にで、常備品だった鮭フレークが、

この頃、行きつけのスーパーに置いてないので、

問い合わせたら、なんとメーカー製造販売終了ですと!

う~ん、ショック。

メーカー相手にさんざん褒めまくり、

大のお得意さまだったはずなのに。

また、鮭フレーク行脚に乗り出さなくては。

それにしても、昔からそうなのだけど、

好きなもの、お気にの店、マイブーム、

なんだかわたしが絡むとみんな消滅していく。

わたしって疫病神?

世間でブームになってるものには

わざわざ背を向ける天邪鬼であることは確かだけど、

そんなにニッチな奴なのか?

翻訳業界だけはお願いだから消滅しないでね。頼むから。

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宮崎、がんばれ

ささやかながら。

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ヒトラーの呪縛

ナチカルチャー総論本。

こんな本を読んでると、ネオナチか?と

糾弾されそうだけど、

そういった短絡的カテゴリー分けの論理から、

ジャーナリズム、書籍、アニメ、映画、音楽、ファッション、

果てはUFO、オカルトまで、

ナチが関連するさまざまな文化を列挙したもの。

これまであんまり意識してなかったけど、

ナチ系ってこんなに露出度すごかったのか。

これはホロコーコストは絶対に許せないという事実とは

もう違う次元になってる。

たまたまヒトラーとナチスが、

すべての人間が内包する闇の部分を

代表してしまったと思うのだが、

それがナチカルというジャンルにまでなってしまう

これは何なのか。人間とは複雑怪奇よのお。

佐藤卓己著(飛鳥新社)

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壁が越えられない

さすが、ショパン。

なかなか一筋縄ではいきません。

たいていは何度か練習していると、

弾けないなりにも自分の中で何かが見えてくるのだけど、

まだ、音符を一字一句(こういう言い方するのか?)

追っている状態。体に入っていないのだ。

壁が越えられない。

仕事にも同じことが言えるとつくづく思う。

これがひと越えすると、何かが見えてきて自分のものにできるのだけど。

家では近所迷惑なので、電子ピアノで練習しているが、

先生のところはもちろんグランド。

やはりホンモノは深みがあるというか、うまく言えないが違う。

たったひとつの音にも面白みが出てくる。

電子ピアノは夜中でも練習できる利便性はあるが、

やはりホンモノのピアノにはかなわない。

手触り、においという独特な感覚がある紙の本と、

かさばらず便利な電子書籍との違いみたいなものか。

なんでも古臭いものが好きなわたしは

アナログに軍配をあげるが、

便利なものはうまく利用すればいい。

昨日、発売されたiPadが、日本でどういう風を作っていくのか、

書籍関係者としては、非常に興味がある。

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妖怪だらけ

なんだか、こんな本を買ってしまった。

人間の想像力って、つくづくおもしろい。

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で、こちらは、数年前にバースデープレゼントとして

おねだりしたもの。

世界のわけわからん動物事典。

もっともおかしな動物は人間なのかもしれないけどね。

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ロクム

ピアノの先生がトルコに行ってらして、

こんなお土産をいただいた。

ずいぶん前に会社で出張した人にいただいて

たいへん美味だったお菓子。

ナッツが入っているので、いわゆるくるみゆべしみたいな食感。

いけますね。

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すごい、パンチラ画像

なんて、タイトルにすると、

きっとヘンなコメントがつくのだろうな。

あはは~、受けちゃったので回覧しちゃいます。

http://twitpic.com/1q7vw2

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髷も結えない?

相撲を見てて思った。

勝ち星を重ねて幕内に入るのは大変なこと。

上がったら上がっただけ、相撲内容まで厳しく見られるし、

うかうかしてると転落してしまう。

自分の仕事もまだまだ十両か、なんて思っていたが、

とんでもない。もしかして、わたし、十両どころかもっと下かも?

場所中、相撲は毎日朝8時からやっている。

なんでそんな早くからやってるのかと思ったら、

ずっと、ずっと下のまだ髷も結えない力士たちが

ほとんど観客もいない土俵で試合してるんだよね。

有望な新人にどんどん抜かされて

ほとんどの人が日の目を見ずにそこで終わっちゃうのだろう。

今のわたしもそんな下の方の力士みたいなものなんだろうな。

いつか何かが戻ってくると思いたいけど、

必死でやってますか?と問われたら、

思いっきり頷けない自分がいるのも確かデス。

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ワールド・ウォー・ゼット

いやあ、おもしろかった。

ただのぐちゃぐちゃゾンビ戦争だと思ってたけど、

なかなかどうして。

世界大ゾンビ戦争から10年。

兵士、政治家、一般人など、

生き残ったさまざまな人たちにインタビューし、

当時を振り返るという形式で話は進む。

中国を発端として謎のウィルスが流行り、

死んだ者がよみがえって、

生者を襲い食らうというゾンビパンデミックが

中央アジア、ブラジル、日本、アメリカ、ヨーロッパと

世界中に広がっていく。

陸に海に湯水の如く溢れるゾンビたちに

なす術もない人間たち。

なにが、おもしろかったかって、

さまざまな証言の中に、現代世界に対する

大いなる皮肉がこめられていること。

例えば日本人の生き残りの証言。

彼は仮想世界でしか生きられないネットオタク。

人生のすべてがネットによる知識だけで、

体を使って実体験することが何ひとつない、という設定。

もうひとりの生存者は盲目の原爆被爆者で、

どこか「座頭市」の影響を感じる。

という具合に、さりげなくいろんな要素を盛り込んでいる。

ゾンビものなのだけど、極めて人間くさい話で大変おもしろい。

ブラピが映画化権を買ったというから、

おそらく映画じゃ、ドンパチ中心になるのだろうけど、

どういう風に描くのか興味あり。

マックス・ブルックス著、浜野アキオ訳(文藝春秋)

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大相撲みやげ

本日はダブルヘッダーだったので、

国技館でビールはやめとこうと思ったのだけど、

隣の席にいた同い年のアメリカ人と話がはずんで、

その人がビールを奢ってくれた。

今日は暑かったしね。

ここはありがたく・・・・・beer

それにしても国技館の外国人率は高い。

観光地なんだな~

相撲みやげということでなぜかやきとりをゲット。

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国技館初体験

この年になるまで相撲をナマで観たことがない。

というわけで、思い立って国技館へGO!

お金がないので、天井桟敷の席だったが、

やはりライブの雰囲気は、コンサート会場のようでいいね。

なんといってもそれぞれの力士に対する観客の声援が大きく、

盛り上がりもよくて、そういう雰囲気がグー。

もうすっかりおのぼりさん状態。

もちろん豆粒状態なので、双眼鏡片手にズームしまくり。

こちら、幕内力士の土俵入り。

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そして魁皇。今日は勝ったぞ。あと一勝で勝ち越しだ。

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ついでに建設中、スカイツリー。

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白い城

ノーベル文学賞作家、トルコ生まれの

オルハン・パムクの小説。

17世紀、オスマン帝国の海賊に囚われ奴隷となった

ヴェネツィア人のわたし。

その後、自分と顔形がそっくりのトルコ人学者に買い取られる。

ふたりは医学、天文学、生物学など、

西と東の知識を共有し合い、

互いの過去を語り合い、

いつしかふたりの人生が混ざり合っていき、

どちらがどちらだかわからなくなっていく。

「わたしとは誰なのか」というアイデンティティを

突き詰めるなんだか幻想的な話だった。

表紙はきっと我が城ノイシュヴァンシュタイン。

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口蹄疫

宮崎県があまりにかわいそうだ。

そして殺されてしまう何万という牛や豚たち。

いつもお世話になっているというのに。

いくらいずれは肉の塊になってしまう家畜だからといって、

彼らも生き物なのだ、と思うとやりきれない。

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視えるんです

不思議なものが視えちゃう漫画家、

伊藤三巳華さんの新刊が出た。

自分の体験談をマンガにしてるのだけど、

絵がかわいくて、ファンなのだ。

酒と温泉が好きというのも好感度大!

怖い系が苦手という人もけっこうイケるのでは?

(メディアファクトリー)

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螺旋

大ベストセラー『螺旋』の作者トマス・マウドは

本名、所在を明かさない幻の作家。

次作を待望する出版社の社長に命じられ、

編集者ダビッドは作家が住んでいるらしい村に向かう。

本人を見つけ出そうとあれこれ奔走すれども、

これが一筋縄ではいかない。

果たして作家の正体は?

というなにやら、謎めいていて食指をそそる内容。

幻の作家はいったい誰なのか、早く知りたくて、

後半は一気読みしてしまったが、

読後はほんわりした温かさに浸ることができ、

改めて幸せとは何なのかじっくり考えさせられた。

くしくもゲゲゲの水木夫妻がいろいろ注目されているが、

お金や地位など関係ない、損得ずくでない人間同士の絆を

心に刻みつけられた気がする。

わたし的には最後に大きな謎が残り、

読書会があるので、他の人がどのように解釈したか、訊いてみたい。

出版社社長の秘書が社員であるダビッドに対して“様”をつけたり、

外国語によくある同一人物の言い換えも“そのまま”訳しているので、

少々、気になる部分もあったけれどね。

このスペイン人作家、荒っぽいところがあるにせよ、

20代でこれを書いたというから、また驚き。

きっと穏やかで愛情に溢れた人なのだろう。

まだまだ人間捨てたものではないと、

英知や愛という最後の砦に望みを託したくなるような作品だ。

ちょっと分厚いけど、お薦め。

サンティアーゴ・パハーレス著、木村榮一訳(ヴィレッジブックス)

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騙し絵

ついこういうタイトルに弱い。

幻のフランス人作家マルセル・F・ラントームの密室ミステリ。

第二次大戦末期、捕虜収容所の中で書き上げたという

異例の作品。

プイヤンジュ家の家法であるダイヤ《ケープタウンの星》が、

跡取り令嬢の結婚式当日に

五人もの見張りの目の前で忽然と消えた。

それに伴う不可解な事件。

素人探偵ボブ・スローマンがワトソン役の友人テルミーヌと事件を追う。

相当昔の作品だが、平岡敦さんの軽妙な翻訳のおかげで

古臭さがなく、さらりと読める。

忍者屋敷風の屋内構造を使ったトリックは相当危ういが、

作者の悪戯好きがそこここに見えてなかなかおもしろい。

けっこう好きですね、こういうの。

ホームズ役のボブ・スローマンなんて

なんでこんなフランス人っぽくない名前をつけたのかと思ったら、

スローマンをフランス語に訳したもの=著者の名ラントーム

なんだそうだ。

騙されたと思って読んでみてはいかが?

マルセル・F・ラントーム著、平岡敦訳(創元推理文庫)

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お化け大学特別講座

水木しげるセンセが総長を務めるお化け大学というものがあり、

いちおう聴講生として登録してる。

で、昨日、水木総長の次女悦子さんの特別講義というのがあり、

USTで視聴してみた。

秘蔵の水木写真を見ながら、京極夏彦教授らと

妖怪水木センセについて語るというものだが、

これがおかしいのなんのって。

どちらかというとほにゃららという感じの悦子さんに

京極教授の突っ込みが爆笑もの。

すべてネタである水木センセがおかしいのは

言うまでもないのだけど、とにかく笑った。

悩んだら、食って、笑って、寝る。

人生こうありたいものだ。

興味のある方はぜひこちらで登録を↓

https://obakedai.jp/sns/?m=pc&a=page_o_login&login_params=

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うけてます!

もう、あちこち配信されてるので、

知ってる人も多いと思うけど、

何度、聞いても笑える。

iPadの説明:広島弁同時通訳(音出ます)。

http://www.youtube.com/watch?v=bh-sENPLd44&feature=youtu.be

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こんなものをもらった

庭に咲いたバラだそう。

見事ですな。

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無理難題

翻訳仲間より、リレーコラムを書けという

とんでもない依頼がきた。

そのコラムは有名翻訳家、編集者、書評家など、

文章の達人がしょっちゅう目にするもの。

わたしなんぞ、まったくお呼びでないはずなので

寝耳に水の話。

ええ~、どうしよう。

結局、腹をくくることになったが、

さてネタをどうするか。

一日、悩んで仕事にならなかった(言い訳)。

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廃墟の歩き方(探索篇)

ズに乗って、再び廃墟関連本。

日本全国の廃墟のモノクロ写真と解説。

ずいぶん前に長崎は軍艦島の写真が見たくてゲットしてたもの。

病院、ホテル、鉱山、テーマパーク、工場、私邸、ラブホなど、

廃屋の写真が妙におどろおどろしい。

建物の外見が朽ちているのはもちろんなのだが、

何より興味をそそるのは、その内部。

かつてここに人が生活していた、勤務していた、という

生活用品の名残があちこちに無残にころがっている様が

すごくリアルでなんともいえない。

よく映画であるように、普通に人が行き交っていた場面が

フラッシュバックされてくるような気分。

目をそらせないというか、この感情はなんと表現していいかわからん。

つい先日、厚木市に買い取られ、跡地は公園になるという

心霊スポットとして有名だった恵心病院も載っている。

栗原亨監修(イースト・プレス)

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戦争廃墟

怖い系が好きなので、当然廃墟にも並々ならぬ興味がある。

夏草や、兵どもが夢の跡、という場所には

呆然と立ち尽くし、すうっと背筋を正すような感覚がある。

私は視えてしまう能力はないので、

何かの存在を感じるということはないが、

自分が立っているこの場所で、実際に○○が起こったと思うと、

誰でもなんとも不思議な気持ちになるのではないか。

昨今、廃墟ブームで、廃病院などがいわゆる心霊スポットとして

騒がれているむきはあり、

そのテも大いに興味はあるが、

最近読んだ石本馨さんの『戦争廃墟』 これはすごい。

文字通り、日本各地に残る朽ちた砲台や、崩れかけた軍需施設など

戦争の名残を写真で紹介したのもの。

人間魚雷「回天」、水上特攻「震洋」、

人間機雷「伏龍」、人間爆弾「桜花」(特攻機)など、

生きて帰れないとわかっていて敵に突っ込んでいった人たちが

実際に使った兵器について詳しく触れていて、

なんとも言いようのない気持ちになった。

特に、人間が酸素ボンベを背負って海中から

機雷のついた棒で敵の上陸舟艇を攻撃するという

「伏龍」の存在はまったく知らず、びっくりした。

こんな無謀でとんでもない特攻兵器が終戦間際に

考えられていたなんて・・・・・

なんだったのだろう、このもの言わぬ廃墟は。

そしてここに実際にいた人たちは

どういう思いだったのだろう。

お国のための死を恐れるのは、非国民だというと考えもしかり、

無駄死にするなんてバカだ、という意見もあるだろう。

だが実際に、まぎれもなく、こういう時代があり、

こういう人たちがいたのは事実。

これをもっと周知すべきだ。

石本馨著 (ミリオン出版)

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生まれたときから「妖怪」だった

リーディングの締切があったので

しばらくご無沙汰。

疲れた脳を癒すため、水木センセの

「生まれたときから「妖怪」だった」を。

すばらしい水木流人生論。

目には見えない不思議な世界がある、というのはもちろん、

仕事のこと、お金のこと、妖怪のこと、死の考え方、

いちいちグサグサくる。

戦争で死ぬということは、正義のための死だけではない、

現実の死があった、というくだりは

本当に戦争を知っている人のナマの声だ。

くしくも今回のリーディングが

イギリスの経済学者による“みちくさ論”

つまり、人生寄り道しながらあれこれいろいろやってみればいい、

最初から名誉や金を考えるなというもの。

水木サンとまったくおんなじことを言ってるじゃないか。

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これ、文庫にもなってるから、

みんな読んだ方がいいんじゃないかな。

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突然、大掃除

スキーウェアから、セーターから冬物大洗濯ついでに

クローゼットの大掃除。

掃除って突然やりたくなり、止まらない。

しかもなんで、こんな時にって時に限って。

もったいないくらいのいい天気が続いた連休だったが、

結局、これで終わってしまった。

勢いづいて仕事もバリバリやればいいのだけど

そっちは力尽きた。

この連休の収穫は汚部屋が少し片付いたくらいか。

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ショパンの葬式

ラ・フォル・ジュルネ最終日オーラスプログラムに

駆け込んできた。

ちょっと期待してたショパンの葬式プログラム。

自分の葬式にはこの曲を、という遺言を再現したという。

指揮はミシェル・コルボ。

ショパン:24の前奏曲からオルガンソロで2曲。

ショパン:葬送行進曲のオケ版。

そして極めつけのモツレク。

葬送のオケ版は初めて聴いた。

前奏曲のセレクトも葬式らしく暗くて素敵な曲で、

わたし的にはとても満足。

モツレクは後半は弟子が作ったので、

いまいちと思っていたけど、何度も聴いてるとやっぱりいい。

もちろんモーツァルト本人の手による方が一枚上だけど。

室内楽から発展したシンフォニア・ヴァルソヴィアという

ポーランドの楽団が、

一糸乱れぬという言葉がぴったりの見事な演奏を聴かせてくれた。

家に帰って、さっそく24の前奏曲の楽譜を探したが、なかった。

あれ、あったはずなのに? 幻か?

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厠の怪

愛読書『幽』の企画で、なんとも面妖な本が出た。

厠というのは、誰にでも必ず必要なものだし、

唯一ひとりになれて、本来なら愛すべきものであってもいいのに、

暗く汚くて怖い3K揃いぶみで、昔から忌み嫌われている。

しかし、昔のぼっとんトイレを現実に知っている世代には

この禁断めいた個室に、密かに格別な思いを抱く人も多い。

今は山小屋ですら、きれいなトイレになっていて、

その面影を見ることはほとんどないが、

ぼっとんトイレに怖いもの見たさの哀愁を抱くひとりとして、

大いにくすぐられる短編だ。

ジャンル柄、当然汚さと怖さとおぞましさてんこ盛りの

目をそむけたくなるような作品もあるが、

子供の頃、落ちたらどうしよう、と真剣に悩んだ

漠然とした恐怖を煽るものもあり、

見てはいけないものを見たような不思議な感覚になる。

でも死と同じで、嫌われもののトイレくんも

目をそむけてはいけない現実なのです。

ぼっとんトイレという日本独特のものだから、

怖いのだと思っていたが、

かのスティーヴン・キングも便所怪談を

けっこう好んで書いているらしい。

ぜひ、読みたいものだ。

東雅夫編(メディアファクトリー)

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子供はダメ

ここ数日、新聞で児童ポルノについての特集があった。

親や先生など、ごく身近な大人が金欲しさに

子供の裸を撮ってネットで売るという事実に

吐き気をもよおす。

唯一、信じ、頼れるはずの身近な大人に

そんなことをされたら、子供はなす術がない。

絶対に撲滅すべきだと思うが、

出版関係に携わる者として複雑なのは、

表現の自由の範囲の曖昧さ。

子供にしか性欲を感じない見る側の性癖の問題という、

どうしようもない問題もある。

自分の子供がこういう対象になったらどう思うか、という

良心も通じない世の中なのだ。

どうしちゃったんだろう? そんなに刺激が欲しいのか。

人を惨殺したり、子供を性欲の対象にしたりすることが平気になり、

なぜ、気持ち悪いと思わないのか、まったく理解できない。

常識の範囲というのは変わっていくのはわかるが、

やはり子供相手はダメ。絶対に一線引くべき。

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今年の花粉症総評

思えば、今年は花粉症がなかった。

皆無というわけではないが、

当初、目が痒かっただけで、毎年必ず数回は襲来する

鼻水洪水事件はまったくなかった。

必需品の鼻セレブも余っているし、鼻マスクも登場しなかったし、

耳鼻科にも行かなかった(たまにジンマシンの薬を飲んでいるからか)。

いちおう洗濯物は中に干したり、外出時はマスクしたりと、

恐る恐る予防はしていたけど、こんな年は初めてだ。

今年は少ないとは言われていたが、

花粉症は治癒することはないと言われているので、

年くって鈍くなったせいか。

なにはともあれ。

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もったいない

4月が寒く異常な月だったせいか、

清々しく晴れて穏やかな一日はホントに幸せな気分になる。

家の中の方がうすら寒いくらいのいい天気。

こういう日はもぞもぞ外へ出たくなるのは、人間も動物である証拠。

ああ、もったいない。

と言いつつ、仕事はあるし、金もないしで

朝から冬物の洗濯と本読み。

またしてもなかなか翻訳の方が進まない。

どーしてこう、時間配分が下手なんだろね。

それにしても、ビールbeerのおいしい季節は嬉しいのお。

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歌の祭典

日本、韓国、ブラジル、ウクライナと、

さまざまな国の歌い手たちが演じる

ミニコンサートに行ってきた。

一部は有名なオペラからの曲が多かったが、

二部はそれぞれがお国の歌を披露し、

歌い手になったきっかけなどのエピソードも楽しい。

一口にソプラノやテノールといっても、

人によって音域や声質が違い、アコースティックな楽器と同じように、

個性のある血の通った楽器であることがわかる。

アンコールで全員が歌った武満徹の『小さな空』が素敵だった。

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アリス・イン・ワンダーランド

ティーカップを投げつけられて思わずよけた。

アリスの3Dを観て来ました。

やっぱ、飛び出す絵本はおもしろいね。

昔、絵本で読んだアリスのさまざまなシーンがよみがえり、

懐かしかった。

ディズニーだから当り前だけど、

『ファンタジア』のワンシーンなどが織り込まれていたし、

ヘンな奴らがわらわら出てくるところがなんといっても好きだ。

ジョニ・デはやっぱりジャック・スパロウ歩きになってた。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の2か3の中で、

映画館の飛び出す映像がさりげなく予言されてたけど、

もうすっかり現実だね。

3D用メガネは返したけど、持って帰ってもいいみたいだった。

次に見る時に持参すれば300円引いてくれるのかな。

おまけのメガネ入れ。

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