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戦国時代のハラノムシ

“腹の虫がおさまらない”、“病魔が肉体を蝕(むしば)む”、

という言い方をする。

そういえば、コンピュータプログラムのバグ(bug)も虫という意味だ。

考えてみれば、具合が悪いことに虫という言葉が

使われていることが多い。

と思ったら、なんと、すでに戦国時代に

『針聞書』という医学書が書かれていて、

人体にさまざまな病を引き起こす虫63種が

図解入りでまとめられているというではないか。

やはり、昔の人も体の中にヘンな虫がいて、悪さしてると思ったのか。

これがまた、ヘビや亀、牛のような姿形をしていたり、

果てはわけのわからん形状だったりと、へんちくりんで、

その想像力の豊かさとユーモアに、思わずほくそ笑んでしまう。

この『針聞書』はいつの間にか行方不明になり、

今世紀になって発見されて、復活。

現在、福岡県太宰府市の九州国立博物館にあるという。

しかも、奇怪な虫たちがキャラ化して、大人気というではないか。

いやいや、なんともおもしろい本だった。

熱中症で脳がショートしちまったらしいどこぞの御仁も、

いきなり出馬するなど、アホなことをのたまっているが、

新手のヘンな虫を腹の中に飼っているのではないか?

手の施しようがないってか。

長野仁、東昇著(国書刊行会)

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