« プラダを着た悪魔 | トップページ | ライナスの毛布 »

ブーリン家の姉妹

ずいぶん昔に、『1000日のアン』を観て以来、

エリザベス一世の生母アン・ブーリンのちょいファンだが、

この作品はずいぶん描き方が違っていて、斬新だった。

ヘンリー八世の想い人は、

実は、ブーリン家のもうひとりの娘メアリーで、

アンはかなり打算的に王に近づいて

王妃の座を射止めたという印象。

この映画は、アンとメアリーの男の愛し方の違いを

表したかったのだろうか。

ナタリー・ポートマン演じる頭が切れて気の強そうなアン、

スカーレット・ヨハンソン扮するおどおどして優しげなメアリー、

両者ともよく特徴が出ていたように思う。

なんとも雰囲気のある女優、クリスティン・スコット・トーマス扮する

姉妹たちの母エリザベスの言葉が印象に残る。

大騒ぎせずに男を操り、主導権があると思わせておく方法を

学びなさい、と。

現代から見ると、当時の女性たちはとても

かわいそうな立場だったように思える。

でも、強気に出るにしても、優しげに接するにしても、

男たちを転がしてるのは、

いつの時代でも、実は女たちなのではと、

思わずにはいられない。

そして、映像がとてもきれいでした。

まるで、絵画のようだった。

これ、かなり意識してると思う。

|

« プラダを着た悪魔 | トップページ | ライナスの毛布 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

私もこれ、スカパーで数回、見ました♪

また、海外ドラマ「ヘンリー8世~背徳の王朝」なるものを一年以上、見ていて(再放送も含む)、すっかり気分は中世英国です(笑)

あの時代は何かあるとすぐ処刑されてしまうんですよね(^-^;

アンもそうだし、その後の王妃たちも男性たちの野望の果ての犠牲者だと思います

早くなくなったジェーン・シーモアは男子も産んだし、最初の王妃の娘、メアリー皇女とも仲良しで聖女みたいに思われてるのですが、どちらにしても王妃として長生きしてハッピーだった女性は一人もいないのよねえ(涙)

投稿: Nobu | 2011年1月15日 (土) 17時14分

つくづく、この時代に生まれてなくて
よかったと思います。
自分は何もしてなくても、
他人の陰謀のせいで、
濡れ衣着せられることばかりなんて、
とても耐えられません。
目つけられるほど美人じゃなければ、
別に心配することもないでしょうが。
美醜の問題ではなくて、
貴族の家に生まれた不運というのもあるのでしょうけどね。

投稿: konohazuku | 2011年1月15日 (土) 22時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/197391/50593052

この記事へのトラックバック一覧です: ブーリン家の姉妹:

« プラダを着た悪魔 | トップページ | ライナスの毛布 »