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森毅の置き土産

名物数学者のエッセイをまとめたもの。

自らを軟弱非国民少年と言い、

映画『西部戦線異状なし』のラストで

蝶に手を伸ばして撃たれて死んでしまう兵士が理想、

向上心や、やせ我慢などという言葉はキラいという

ゆるゆるした人生訓。

だが、時に鋭い言葉が出てくる。

世の中、清も濁もあるのだから、

きれいなところばっかりとって、

汚いことをことさらに嫌って排除するのはやめよう。

人生にムダは必要、

嫌なことも楽しんでしまえ、それを自分の物語の味つけにしろ、

といったこと。

現実世界では、そうは思っていても

なかなか、できないこともあるが、

結局、人生これなんじゃないか。

“強さいうたかて、がんばりの強さばかりやない。

ほどほどにつきあいながら流されん、そんな強さもあるんや”

森毅著、池内紀編(青土社)

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