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フランキー・マシーンの冬

かつて凄腕の殺し屋だったフランク。

現在は足を洗い、元妻、娘、恋人を大切にし、

ゆったりと老後?を楽しむ62歳。

ところが、何者かがそんなフランクを消しにくる。

駆け出しの頃からの、記憶をフラッシュバックさせながら、

見えない敵に立ち向かっていくフランク。

同時に封印された過去の事件が明らかになっていく・・・・

いやいや、とっても、おもしろかった。

動機もテーマも、まあお馴染みだけど、

なんといっても、このフランクというおっさんのキャラがいい。

女や殺しに対する哲学がすがすがしい。

多くの人の殺めた悪い奴なんだけど、

腐ってないというか、ちょい義賊入ってる風。

同作者による『犬の力』は、かなり凄惨だったけれど、

同じ死体ゴロゴロでも、こちらの方がほっとできる。

ドン・ウィンズロウ著、東江一紀訳(角川文庫)

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コメント

私もこれを手にとる前は、
「犬の力」パート2だったらいやだな~(苦笑)
と最後まで手がつけらませんでした。
読んだら、こちらのほうがずっと好み。
フランクのキャラいいですよね。
でもフランク流に生きるのは
かなり骨が折れるな~~
最後の最後の章で心から安心して眠れました!
(なんかへんな感想…)

投稿: うなみ | 2011年4月 5日 (火) 12時14分

(ネタバレですので、未読の方はご注意)
生ゴミ処理機のエピソードが出てくるから、
ラストの“ピートのワヒニ(妻)”は、
やっぱりパティなんですかね。
寄りを戻したってことですかね。
なんとなく、ドナのキャラが好きだったんですが、
真相が知れた後では無理か。

投稿: konohazuku | 2011年4月 5日 (火) 18時26分

(ネタバレへの返信)
ピートのワヒニは
元妻だと思いますよ。
ただ、あれはピートの昔話とあったし、
たぶん一人暮らしで保護下におかれているんじゃないか…と解釈してました。

「葬儀」の場面(国旗を受け取らなかった)から元妻は本当に夫が死んだと思っている、でも娘はどうなのか…なんて思ってました。

二人にはあとで真相をあかしたってことか…

他に読んだ人はどう解釈されたかしらね?


投稿: うなみ | 2011年4月 6日 (水) 10時51分

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