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インセプション

いやいや、大変おもしろかった。

相当わけわかんなくなるけど、興味深い映画だった。

レオナルド・ディカプリオ扮するコブは、

人の潜在意識(夢)の中に入り込んで、

アイディアを盗む特殊なスパイ。

渡辺謙扮するサイトーに、ライバル会社の跡継ぎの

潜在意識に入り込み、会社をつぶすアイディアを

インセプション(植えつける)するよう依頼される。

危険な任務のため、コブはいったんは断るが、

妻殺しの容疑の抹消と引き換えに、引き受けることに。

しかし、より深い階層の夢に入り込んでいくと同時に、

亡き妻の投影が邪魔をするようになり、

現実と夢の狭間が曖昧になってくる。

睡眠中に夢をみている人間の脳は、

覚醒している時よりも使われている、と言われている。

つまり、覚醒している時には使われていない部分が

活動している。いわゆる、潜在意識の世界は謎だらけ。

そこに入り込むという着想が、大変おもしろい。

夢が奇妙でシュールなように、

その描写がわくわくするほどおもしろかった。

転地が逆さまにローリングしていったり、

エッシャーの騙し絵のような、

永遠に続く階段(ペンローズの階段)など、

いわゆるありえないことが起こる。

どこまでが現実で、どこからが夢なのか、

見ている方にもだんだんわからなくなってくる。

かなり複雑で混乱するけど、あんまり深く考えない方が、

この奇怪さを楽しめるのではないか。

観ている者の解釈に任されるラストもニクい。

こういうの好きですね。

渡辺謙が出ているせいか、“日本的”なモノが

出てくるけれど、やっぱりちょっとヘンだった。

どっかで既視感があったのは、

やっぱり「シャッター・アイランド」のせいでしょうか。

あれも、どっちがどっちだかわからなくなる内容だったし。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

これは去年の夏のと~っても暑い日に映画館で見ました

内容的にはとっても難しいんだけど、映像はおもしろいですよね?

特に海岸の崖が崩れるところとか圧巻でした!

「エンジェルウォーズ」もそうなんだけど、どうもこういう脳内ゲーム的な映画には日本の要素(お寺とかお坊さんとか戦国武将)が盛り込まれるようです(日本のアニメへのリスペクト?)

「シャッターアイランド」は近々、スカパーでやるので楽しみです(「2012」も今月放映予定でしたが、震災で中止になった模様(^-^;)

投稿: Nobu | 2011年4月19日 (火) 11時30分

近未来的映像がおもしろかったですね。
騙し絵の世界で。ゲーム感覚でしたね。
「インセプション」ほど難解でもないし、
SF的要素もないけど「シャッター・アイランド」も
おもしろかったですよ。、

投稿: konohazuku | 2011年4月19日 (火) 13時37分

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