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エリザベス ゴールデン・エイジ

正式にイングランド女王になったエリザベス一世のその後。

淡い恋と、スペインとのアマルダ海戦が中心。

ケイト・ブランシェット、やっぱりブラボーです。

女王としてのプライドと、揺れる恋心との

微妙な心の機微がうまい。

スペイン無敵艦隊が攻めてくるという不穏な状況に、

ドキドキして、こないだ観た『英国王のスピーチ』の時のように、

イングランドのために戦おうと、一緒になって鼓舞されてる気がした。

ヘンリー8世の妹の孫であるメアリー・スチュアート(カトリック)は、

自分が正当なイングランド女王だと主張し、

長いこと幽閉されていたが、

彼女が謀反を企てている証拠の密書がウォルシンガムの手に渡り、

エリザベスは、しぶしぶメアリーを処刑する。

実はスペイン側(カトリック)は

密書がエリザベス側に渡るのを知っていて、

メアリーの処刑を、イギリスに攻め込む口実に

利用した陰謀だったというのは本当だろうか。

エリザベス中心に描いているから、

さまざまなエピソードの真偽はわからないけれど、

思想の自由のために、共に戦おうと自ら馬にまたがり、

兵士たちの前で演説するエリザベスを見習って、

どっかの国の政治家たちにも、福島に住んでみれば?

と言ってやりたくなる。

エリザベスが恋心をいだく、ウォルター・ローリー卿は、

荒海に乗り出す冒険者かつ詩人でもあったが、

エリザベスの死後、ロンドン塔に幽閉され、処刑される。

彼の幽霊はブラディ・タワー(血塔)によく現れ、

その場所は「ローリーの散歩道」として有名。

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コメント

>エリザベスが恋心をいだく、ウォルター・ローリー卿は、荒海に乗り出す冒険者かつ詩人でもあったが、エリザベスの死後、ロンドン塔に幽閉され、処刑される
ええ!?それは知りませんでした
ショック!
映画では侍女のなんとかさんと結婚してましたよね?

PS:震災以降、紙不足で出版しなくなったり、恋愛物の雰囲気じゃないとかで延期になったりしてるそうです。
旅館もつぶれたりしてるし、いろいろ影響が出てるのかも(;ω;)

投稿: Nobu | 2011年4月28日 (木) 18時53分

エリザベスの侍女にお手つきして結婚したのは事実みたいです。
女王の死後、内乱罪でロンドン塔にぶちこまれ、
出てきてまた海に乗り出し、
スペイン入植地で略奪をはたらいて、
スペインの怒りをかったようです。
そのせいで斬首されたというのだけど、
アマルダ海戦以前からイギリスの海賊行為に悩まされていたスペイン側の怨念と、
次のジェームズ一世には、
あまり気に入られていなかったせいでしょうね。お~、こわ。

投稿: konohazuku | 2011年4月29日 (金) 08時55分

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