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レクイエムの夜

ナチスが政権を掌握しようとしている時代のドイツ。

新聞社で記者として働くハンナの弟エルンストが

何者かに殺され、身元不明遺体として発見された。

実はエルンストは同性愛者で、

ハンナのあずかり知らぬところで、

何か重大なことに首を突っ込んでいたようだ。

ハンナはひとりで殺人犯を探し当てようと動き出すが、

訳のわからないものが届けられ、

それを探しているらしい者の脅迫が続き、

事件は混沌としていく。

あの時代の不穏な空気のせいか、

最後まで緊張感をはらみ、ページをめくる手が止まらないが、

別に殺人犯は意外な人物でもなく、

殺人のプロット自体はあまり重要でない。

その線で有名な実在の人物が出てくるのはおもしろいけど、

全体的に少しツメが甘い気がした。

レベッカ・キャントレル、宇佐川晶子訳(早川書房)

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