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まほろ駅前多田便利軒

作家の三浦しをんの直木賞受賞作

『まほろ駅前多田便利軒』の映画版。

瑛太、松田龍平主演。

作者がしばらく東京都町田市に住んでたとのことで、

もろ町田が舞台の映画。

私メ、5歳のみぎりから30過ぎまでこの地に住んでまして、

現在も両親が住んでるので、どれどれと観にいってみた。

オール町田ロケということで、ほとんどが心当たりのある場所。

話は、駅前で便利屋をやってる男のところに、

ひょんなことから、中学時代の同級生が

ころがりこんでくるところから始まる。

なんだかお荷物のような、意外に役に立つような

この男とふたりでさまざまな仕事をこなし、

いろんな事情の人たちとふれあっていくうちに、

ふたりの訳アリの過去も明らかになっていく。

ま、どってことない話だったけど、

人間誰しも、誰かを愛し愛されたい、

誰かにとって必要な存在でありたいし、

誰かを必要としたいという、大いに基本的なことかなあ。

松田龍平のゆるゆるたるたるした感じがよかったよ。

町田のあの猥雑な感じがよく表れてたね。

昔っから、店はなんでもあったから

都心に出なくても用が足りちゃうような駅だったけど、

いつの間にか、新宿がそっくり移ってきちゃったような

とりとめのない町になっちゃった。

飲み屋、ゲーセン、ラブホなんでもござれ、

きっと、ヤクも売買されてるんだろう。

昔はポルノ映画館まであったのに

どうして今は映画館がひとつもないのかなあ(←不満)。

映画にも出てきた芹が谷公園は、

何年か前に妻にバラバラにされたエリートダンナの

生首が見つかったところです。

でも、国際版画美術館もある、

普段はとっても静かできれいなとこ。

今でもそうか知らないけれど、革新が強かったせいか、

いち早く障害のある人たちを雇用したりして、

弱者にはわりと優しい町だった印象がある。

駅近くに引越してくるらしい町田市役所には

風力発電設備もついてるみたいだ。

まあ、ポスト新宿を踏襲してか、空き巣とかの犯罪も多いし、

店の移り変わりも早く、いつまでたっても、なんだか垢抜けない

ごちゃごちゃした町であることは確か。

街づくりもヘタで、駅周辺は狭くて密集してて

やたら人や車が多いくせに、ちょっと外れるとみごとにド田舎。

でも、映画の中でも言ってるように、

いつかは帰ってくることになるのかもしれない。

51lumbyjecl

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