ジャック・ルーシエ
昔、ジョージ・シアリングの
『アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ』を探していた時、
偶然、見つけて惚れこんだ
『プレイ・バッハ』のジャック・ルーシエトリオ。
バッハの曲をピアノ、ベース、ドラムのトリオで
ジャズにアレンジしたもので、以来、聞き続けている。
来日コンサートにも行った。
先日、映画『英国王のスピーチ』を観た時、
ラストにかかっていたのが、
ベートーヴェンの交響曲第七番第二楽章。
ショーン・コネリーとシャーロット・ランプリングの『惑星ザルドス』、
ファンタジックな『落下の王国』
など他の映画でもよく使われているので、
耳にした人も多いと思うが、
なんとも悲しく美しい葬送曲で、深く胸に刻み付けられる旋律。
こちらが原曲↓
http://www.youtube.com/watch?v=o6X15CuTUeY
で、この旋律をテーマに、
ジャック・ルーシエが10曲のバリエーションを作り、演奏している。
そのCDが欲しくて探したが、
なんせもう古いので、中古しかなく、
しかも最初、ものすごい高値がついていた。
で、円高を利用して、密林UKからやっとゲット。
同じテーマで10曲もあると、飽きるんじゃないかと思ったが、
なんともすばらしい。
ピアノソナタ『月光』の一楽章の主題から、
つながっていくアレンジも舌を巻く。
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