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回顧

新聞を読み、ニュースを見ては、

目を真っ赤にはらしてばかりの年だった。

多くの人が突然命を奪われ、

まだ、3000人以上もの人が見つかっていない。

生き延びた人たちも、家も職も失い、

人生がまったく変わってしまった。

いくら自然が相手だからといって、あまりにむご過ぎる。

人類はこんなことを何度繰り返してきたのだろう。

知識も、能力も、度胸もなく、

何の役にもたたない無力な自分の虚しさを

つくづく思い知らされた。

今年は本業以外のことも、

何もかもうまくいかず、すべてに背を向けられ、

自分の存在価値を否定されたような年だった。

それに加えて、いつどこで死ぬかもしれないという恐怖。

多少なりとも自分を必要としてくれる

大切な人たちが逝ってしまったら、

ひとりぼっちになってしまうという孤独感。

今年の惨禍で、人間の両面を感じた。

いつだって名もない人たちが、黙々と頑張っている。

人間って捨てたもんじゃない、いいものじゃないかと

思わせてくれるのは、こういう人たちの言動だ。

その反面、人の善意を踏みにじる詐欺や、

相変わらず他人事の政府、責任のなすりつけあいなど、

利害が絡んだ人間の醜い面も浮き彫りになった。

鏡のように、切っても切れない人間の美と醜は、

答えの出ない永遠のテーマ。

これからも、これを掘り下げた本をぜひ見つけたい。

今年、いろんな場面で繰り返し耳に入ってきた言葉。

“あきらめない”

低空飛行してると、墜落しても死なないだろうが、

来年は龍の如く、も少し上昇できるよう、

あきらめないで、いきたい。

自分のモービィ・ディックとの戦いはまだまだ続く。

北国に旅立った大親友のように、

まだ見ぬ未来を楽しみと考えることにしよう。

こんなうじうじとクラい年だったけど、

一年間やっぱりこの子に笑わせてもらいました。

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いつも、へんなモノを被らされても動じない

かご猫ブログ(http://kagonekoshiro.blog86.fc2.com/)のシロくん。

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来年はいい年になりますように、

願ってやみません。

皆さま、よい、お年を。

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ヒアアフター

スティーブン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド製作。

マット・デイモン主演。

旅先で災害にあい、九死に一生を得た

フランス人ジャーナリスト。

一卵性双生児の片割れを亡くしたロンドンに住む少年。

アメリカ人の霊能者ジョージ。

不思議な臨死体験に戸惑い、

どうしても死んだ兄と会いたいと切望し、

あちらの世界の人と交信できてしまう

自分の能力に苦悩するこの三者が、

見えない糸でたぐり寄せられるように

ロンドンで邂逅する。

テーマ的にはとても興味があるのだけど、

最後の詰めが甘かった。

答えなど出ないし、出せないことではあるけれど、

もう少し、掘り下げて欲しかったなというのが

正直なところ。

何も予備知識なしで見たが、

冒頭、ものすごくリアルな大津波のシーンがあり、

日本公開が打ち切られたというのも

しかたがないことだろう。

特に被災者には、とても正視できるものではない。

突然いなくなってしまった人たちと

どうしてももう一度会いたいと思ってしまうだろう。

でも、それができたとして、

果たして本当に幸せなことなのか、わからない。

映画の中でそれを投げかけているのだけど、

ラストは少々安易。

希望をもたせたかったのかもしれないが。

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宮廷画家ゴヤは見た

タイトル通り、スペインの画家ゴヤが見た動乱の時代。

異端審問がまかり通っていた時代、

ゴヤがモデルにしたことのある裕福な商人の娘イネスが、

異端の疑いをかけられて、

牢につながれるところから話は始まる。

異端審問を積極的に進める神父ロレンゾは、

宮廷画家であるゴヤの頼みを受けて、

牢の中のイネスに会いに行くが、

それが事を複雑にしていく。

折りしもフランスで、革命が起こり、

ナポレオンがなだれ込んでくる。

自由が叫ばれ、異端審問は廃止され、

時代はめまぐるしく変わっていく。

一方が権力を失い、もう一方が権力を得たかと思うと、

またそれが逆転し、王室も、教会も、国民も

大きく翻弄されていく。

それを耳が聞こえなくなったゴヤが

実にリアルな筆致で、絵にして残していく。

ゴヤの絵は、生々しく残酷で、身震いするほどだ。

宮廷画家なのに、皇族たちをわざと醜悪な顔に描いたり、

苦しみ、慟哭に喘ぐ庶民の顔も恐ろしい。

そして激しく殴りつけたような色もコワい。

すべて怖い絵といってもいいくらい。

一切の雑音から切り離された中で

目に焼きつけて描いた人間の残酷な現実。

ひたすら恐ろしい。

映画はなんだかとても皮肉にまみれてるような気がした。

もしかしたらそこに、描いても描いても尽きぬ、

哀れな愛しき人間どもへの、彼の愛があるのかもしれない。

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ブラジルから来た少年

すみません。すみません。

こういう作品をまだ観ていなかったとは、

なんとも情けない。

アイラ・レヴィン原作作品を、

1970年代後半に映画化したもの。

ウィーンに住むナチハンターのリーベルマンは、

南米に潜んでいるナチの残党が

おかしな動きをしているという情報をつかむ。

密かな犠牲を払いながら探っていくうちに

徐々に明らかになってきたのは、

生き延びた死の天使メンゲレが企てる驚くべき計画だった。

映画の中で示される、その“技術”がもたらす

遺伝的影響云々についてはともかくとして、

今でこそ知らない人はいない、

その“技術”に、当時目をつけた作者の先見性に頭が下がる。

俳優もグレゴリー・ペック、ローレンス・オリヴィエ、

ジェイムズ・メイスンという超豪華陣に加え、

若きブルーノ・ガンツが出ていたのに驚いた。

ペック、最初わかりせんでしたよ~

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物忘れ

先日、図書館に本を返そうと思って出かけた。

電車賃を浮かすために、隣駅まで歩くのだが、

あともう少しで図書館というあたりで、

買い物をするために財布を出した時、気づいた。

返却するはずの肝心の本を忘れてきた!

何やってるんだろう?

5冊くらいあったので、けっこう重いはずなのに、

なぜ気づかない?

電車賃かけて戻るのは悔しいし、

かといってまた歩くのはたるいし、

つくづく自分のショボさかげんに

嫌気がさした日だった。

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幽霊

ついつい、こういうタイトルには

自然に手が伸びてしまう。

子ども時代のさまざまなイメージを

とつとつと語ったもの。

ああ、懐かしいという感じでしたね。

後半はだいぶ幻想的になっていくけれど、

中勘助の『銀の匙』みたいだった。

記憶を頼りに、今はもうない親戚の昔の家や、

かつて住んでいた家の

ジオラマを作ってみたい気がした。

北杜夫(新潮文庫)

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書評

毎日曜日は新聞に書評が載る。

今年最後の日曜には、

恒例の各著名人による今年のベスト3。

だけど、翻訳ミステリなんて、一冊もあがってない。

これだけ、数ある本の中から、

翻訳ミステリをチョイスするのは至難の業かもしれないが、

それにしても、誰か一冊くらいあげてくれてもいいのに。

信じられないことに、

同じページに文芸翻訳検定実施の広告が。

はあ?

あのさあ、何千円も受験料払わせて、

文芸翻訳者を送り出しても、

今の状態じゃ、はっきり言って仕事ありませんよ。

それとも、数年後には文芸翻訳が

流行るという嬉しい予測でもあるの?

これって、健康にいいから自転車に乗りましょうと

さんざん煽っておいて、

きちんとルールも教えず、

整備された自転車レーンもほとんどないから、

いろいろ問題が起こっているのとよく似てる。

携帯電話会社のように、

煽る方はその時だけ儲かればいいから

先のことなど考えない。

こういうことがまかり通っているのだから、

出版社も、もっとえげつない方法で、

翻訳書を宣伝してみてもいいのでは?

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ハリー・ポッターと死の秘法 Part2

ハリポタシリーズ完結編。

全編、壮絶な闘いは、

LOTRの情景を思わせる。

やっぱりね、という感じだったけど、

スネイプ先生の秘密も明かされます。

けっこうおもしろかった。

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メリクリ

買い物は100均ショップ。

洋服はユニクロ。

化粧水も手作り。

ビールを買う回数もかなり減った。

20代の頃の方がよっぽど金使ってた。

何ひとついいことがなかった一年だったが、

せめて、この日くらいは、ちょっとした贅沢を。

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スペインのプロジェクト・クワトロ・カヴァ。

4つの地域の4種類のブドウがミックスされてるそう。

辛口でさっぱり。

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もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら

『ラフガディオ・ハーンの生涯』などのノンフィクション作家、

工藤美代子さんの不思議な実体験集。

愛読書『幽』に連載されていたエッセイをまとめたもの。

『日々是怪談』がすごくおもしろかったので、

最初はそっちの方が専門なのかと思った。

ご本人はただ見えてしまうだけで何ができるわけでもないので、

声高にこういう話をするのはあまり好きではないとのこと。

しかし、ノンフィクション作家なので、

嘘は書きませんと断言しているので、

すべてホントの話だろう。

普通の人より少しだけ、感受性が強く、

あまりに不可解な出来事が多いけれど、

人には見えないものが見えてしまうことを、

大騒ぎするでもなく、

こういう人たちもいるんだと、

認め、共存する精神。

何度も書くように、自分が見えないからって

いないとは限らないのだ。

工藤美代子(メディアファクトリー)

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厚かましい

ちょっとさあ、

年収7000万円以上ももらってる人はどうなったの?

ムダにいる役員の数を減らしたの?

徹底的にコストカットした?

値上げのお願いはそれからだろうが。

こうなった原因を棚上げして、

まるで、値上げは当然と言わんばかりの態度。

やるべきことはやらずに、

わがままな要求ばかりするどっかの国と同じ。

経営が成り立たないなら、

勝手につぶれて国有化されろ。

こういう体質って、死ななきゃ直らない。

こんな奴らに甘い汁、吸わせておくの?

一刻も早い電力の自由化を求める。

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パラノーマル・アクティビティ&2

ビデオに写ったさまざまな怪現象。

1はケイティとミカという恋人同士の家。

ミカが幽霊を撮ると言って、ハンディカメラを回し、

夜中も作動させっぱなしにしておくと、

不思議な現象が写っている。そして起こる惨劇。

2は1に至る話で、

ケイティの妹クリスティ一家の家に仕掛けられた

防犯カメラの映像。

2の方が赤ちゃんや、犬や、外国人のメイドが出てくるので、

より“いる”臨場感があり、それらしい作りになっているが、

『ほん怖』などを見慣れている人には

別にたいしたことはない。

コワい系初心者向けです。

まあ、家の中で何か音がする、

突然何かが落ちる、なんてことはわりとあることだけれど、

今から考えてみれば不思議な現象は確かにありましたね。

高校生くらいの時だったかなあ。

弟とふたりきりで留守番していた時に、

家の中で飼っていた犬が、

誰もいない部屋で、ある方向に向かって吠えまくっていた

というがあった。

あれはやっぱり何かいたんでしょうかね。

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師匠を囲んで忘年会

師匠を囲んでの忘年ランチ会に行って来た。

お元気そうで、相変わらず精力的に映画などを

楽しんでおられるようで、その話が楽しい。

昨今、翻訳はクラい話題ばかりだし、

私は不肖の弟子で、期待もされていないので、

もっぱら翻訳話より、映画の話。

もちろん、有望な方はガンバレとハッパをかけられてましたが。

銀座のおされなレストランで食事することなどめったにないし、

なかなか会えない人とも、久しぶりに会えて

楽しいひとときできした。

それにしても、数寄屋橋の例の1番売り場、

相変わらずすんごい行列だった。

今日は大安じゃないはずだが、

ジャンボが明日までのせいか、最後尾一時間半待ちだとか。

あそこがよく当たるというのは、買う人が圧倒的に多いからでしょう。

並べば必ず当たるなら、私だって並ぶわさ。

まあ、夢をもつのはいいことです。

皆さま、風邪などひかぬよう、よいお年を。

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ランチのデザート。

洋ナシのブリュレ。何が気に入ったって、

このミニチュア鍋のような容器。欲しい。

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赤ずきん

赤ずきんちゃんと、人狼をミックスしたホラー。

けっこう期待してたのだけど、

わたし的にはちょいと物足りなかった。

生贄を捧げて狼の襲撃を防いできたある小村。

それでも、犠牲者が出たことから、

村人たちは高名な人狼ハンターの神父を招く。

神父曰く、狼は普段は人間の姿で

村人の中にまぎれているという。

狼の狙いは若く美しい娘ヴァレリーだということがわかり、

彼女をおとりにして、狼を退治しようとするが・・・・・

最後まで誰が人狼なのかわからないという

緊張感はあったが、

神父役のゲイリー・オールドマンに期待してたのに、

まるで存在感がなくて、コメディのようだったし、

赤頭巾と人狼を無理やりくっつけた感が否めない。

ヘタな学芸会のようだった。

森や村の風景はきれいだったけどね。

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隣家の

将軍さまが、亡くなりましたね。

今にも死にそうな不健康な体つきだったし、

別に驚くほどのことでもないでしょう。

密かに暗殺を疑ってるが、ミステリの読みすぎか。

だいたい、日本の政治家や業界人を見てもわかるように、

二世、三世にロクなのがいないから、

後継者も推して知るべし。

クーデターでも起こりますかね。

もう、いいかげんに、飢えた国民を解放せよ。

そして、拉致被害者たちを返せ。

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華麗なるバルサ

いやいや、昨夜のバルサの試合、

恐れ入りました。

サントスがあそこまで手も足も出ないとは、

正直思ってなかった。

なんというか、もう芸術プレー。

まったく無理がなくて、焦りもなくて、

紐がついているように、するするとボールが回っていく。

スピードがあって、まさに流麗。

昔、会社にいちおうサッカー部があって、

Jリーグ以前の読売クラブとの試合を

観に行ったことがあるが、ホントに下手クソだった。

それを思えば、日本のサッカーも格段に上手になって、

世界と戦えるようになったけど、

バルサのパス回しなんかを見てると、

う~ん、なんか違う。

歴史や背景の違いはもちろんあるが、

頭でごちゃごちゃ考えてる域じゃない。

もう突き抜けちゃってる。

料理でもスポーツでもなんでも、

技術を通り越して行くと、美しい芸術に昇華する。

翻訳も、そうなのだろう。

何が、どうって、はっきり言えないけど、

うまい、を通り越した、突き抜けた世界がある。

凡人には到底手が届かなくても、

そこを目指して精進したいものだ。

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なぜか

サンタ帽。

実は去年から欲しかった。

でも、いつ、どこでかぶるの?

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幽16号

半期に一度の愛読書刊行の季節がやってまいりました。

もちろん、コワい話満載の雑誌。

今回の特集は“震えて眠れ、子どもたち”

子どもの頃に読んだり、聞いたりしたコワい話というのは、

その子に一生ついてまわると言っても過言ではない。

コワい系が一切ダメになってしまう子もいれば、

私のように大好きになってしまう子もいる。

思えば、家にあった本、その挿絵、

山をやってた父親から聞いた山岳怪談、

学級文庫にあった楳図かずおなどのコワいマンガ。

どれもが強烈な印象としていまだに残っている。

子どもというものは、

今から思うとたいしたことないものがコワい。

自分の体が小さいからなのかもしれないが、

ちっぽけな車道を渡るのに、

決死の覚悟だったりするものだ。

そんな頃に目で見て、耳で聞いたものが

刻印のように焼きつけられるのは当然といえば当然。

別にコワい系に限らないが、

だから、本を読むことは大切だと思う。

映像ではなく、文字を追うことによって自分で膨らませる想像力。

子どもの想像の力は、大人の比ではない。

今、あの才能があったらと思うことが多々ある。

まずは、小さな灰色の脳細胞をソフトなコワい系で鍛錬し、

未来の怪談読みよ、大いに来たれ。

お待ちしてます。

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なんでしょう?

マグカップのフタ。

冷めないように、とのことだけど

あんまり効果ありません。

ただ、上についてるこのネコ。

ビミョーな傾き加減が、ツボにはまった。

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こんなものをもらった

シクラメンをいただいた。

わーい、うれぴ~、クリスマスだ!

やっぱり、花があるといいね。

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はじめて学ぶ生命倫理

命の始まり、終わりはどこか。

命は誰が決めるのか。

ボケたら、あるいは意識がない状態になったら、

治療、延命はどうするのか。

結合双生児の生死の優先順位は、

誰が決めるのか。

人の始まりは受精した時か、オギャーと生まれ落ちた時か。

などなど、安楽死、精子バンク、中絶などを

とりあげて問題提起していく。

平易な言葉で書いてあるが、

もちろん、結論の出ることではない。

うちの両親は尊厳死協会に入っていて、

無駄な延命はしないという意思をはっきり示している。

自分の力で生きられなくなったら、

ムダに延命するべきではないと自分自身思っているし、

人間も自然の一部であることを考えれば、

回復の見込みもなく、意識がないまま寝たきりの人間を

無理に生かしておくことは自然の理に反していると思う。

しかし、もし自分の身内が現実にそういう状態になった時、

果たしてすっぱり割り切れるだろうか。

感情的には、チューブにつながれていてもいいから、

生きていて欲しいと思うかもしれない。

はっきりと答えを出せない、難しい問題だ。

要は当事者の考え方次第なのだけど、

それもまたケース・バイ・ケースで、問題になりえる。

人間は難しい。

小林亜津子(ちくまプリマー新書)

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ほんとに彼らが日本を滅ぼす

大震災により、未曾有の危機に陥っているのは、

なにも被災地や企業だけではない。

リーダーシップの欠如した危機的状態の菅内閣を

文字通りクソミソに叩き(本が出た時はまだ菅政権)、

危機管理意識のないトップに率いられた

日本の将来を徹底的に憂う元警察官僚による第二弾本。

菅内閣の無能ぶりは、言われるまでもない周知の事実で、

あらためて細かくあげつらう必要もないくらいだが、

では、どうしたらいいかということを、

治安、防衛、外交面から提案している。

えてして右よりのこうした意見は、

それはちょっと、という部分もあるが、

ノベリティー・オブライジのないトップが多い、

平和ボケした今の日本には必要だし、

納得できる意見も多い。

たいへんおもしろかった。

佐々淳行(幻冬舎)

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美人多し

それにしても、

昨夜のミス忘でお会いした翻訳家の方たち、

女性はきれいな人が多い。これ、ホント。

世の中、議員でもアナウンサーでも、

某宗教団体の広報担当でも、

美人なんとかって、よくもてはやされるから、

何か翻訳書の宣伝に使えませんかね。

まあ、翻訳家という人種は、

黒子に徹する方が好きな人が多いので、

ムリかなあ。

旬な人に、例えばAKBとかに

この翻訳ものはおもしろいよ~って

言わせるとか・・・・あざとすぎ?

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ミステリ忘年会

年末恒例、翻訳ミステリ関係者が集まる忘年会に

行ってきた。

ひところは、かなりの期待を抱いて参加したものだったが、

名刺を交換しても、ちっとも仕事に結びつかない昨今、

金もないし、どーしよーかなあ、みたいな感じだった。

でもやはり顔を出せば、

久しぶりの人とわずかながらでも話ができ、

また、新たな編集者や翻訳家の方たちと出会え、

やっぱりうじうじしてないで、行ってよかったと思える。

どん底状態の翻訳界においても、

わずかでもワクワクできる話もあり、

まだまだ何かを興す余地はあると痛感する。

そもそも、万策尽きたというほど、何かやってる、自分?

立食パーティだけど、料理もイケてて、

食い意地はって、飲み食いしまくってきた。

おし、力が出そうだ。

幹事の皆さま、毎度ご苦労さまでした。

参加の皆さま、お疲れさまでした。

よいお年を。

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頭隠して尻隠さず

あれえ、お尻寒くないの?

うちのお嬢さまの寝姿です。

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そういう時代じゃないが

今が20世紀初頭なら、

即戦争ものだな、と思う国際事件が多い。

また、あいつか。

人の庭に入ってきて、勝手に盗みを繰り返していて、

それを阻止しようとすると抵抗し、

挙句の果ては殺人まで犯すという

彼の国のあるまじき暴挙は今に始まった話ではないが、

こんなことも、“政治的”に穏便に済ますつもりなのだろうか。

喧嘩を避けるために、

政治がいつも甘ちゃんな言動しかしないのはわかるが、

はっきりさせなきゃいけない時もある。

いつもバカをみるのは、実際に現場で働いてる人間だけ。

時々、全世界で村八分にして、

総攻撃してやれ、と本気で思う。

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今年もこんな季節に

今年の翻訳ものは傑作ぞろいだそうで、

各出版社の翻訳担当編集者さんたちお薦めが

本よみうり堂に出揃いました。

残念ながら、読んでない本も多いが、

こういう記事を読むと、どれも読みたくなりますな。

ぜひ、年末にいかがでしょう。

読んだものは、これぞ翻訳ものの醍醐味という

読み応えのある作品が多かった。

だから、もっと売れて欲しいのだけどね。

http://www.yomiuri.co.jp/book/feature/mystery2011/

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月食

昨夜は曇りだと言っていたのに、

くっきり見え、けっこう感動もの。

こんなにはっきり見たの初めてかも。

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22時30頃。4分の3くらい隠れてた。

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0時近く。

どうやら、これは皆既後、再びこんばんは状態の時らしい。

写真ではよくわからないけど、確かに赤くなってた。

この後、再び月がまんまるになるところまでは

見なかったけど、神秘的な天体ショーだったなあ。

この夜は星もきれいで、よく見えた。

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恒例女子会

恒例のケンタパーティ開催。

楽しいひとときを過ごせました。

プレゼントも、こ~んなにいっぱいいただき、

金はなくとも、心はあったか。

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ほんに、皆さま、ありがとございました。

ささやかなものが、とてもうれしい。

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友人がデリバリーしてくれた、堂島ロール。

もっちりとおいしかった。

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手先の器用な友人が作ってくれた、ツリーの携帯ストラップ。

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かわゆい猫ソックス。

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えせ剣道部?

昨夜は北国に旅立つ大親友と

いつもの本郷の店で飲んだ。

途中でJ大学の剣道部とやらの打ち上げらしき

連中がぞろぞろ20名ぐらいやってきた。

幹事らしき人が、うるさくなるかもしれませんがと

挨拶してきたので、なかなかしっかりしてるじゃんと

思ったのだが・・・・

そのうるささがハンパじゃなかった。

思わず、るせーと叫んだほど。

なんで、あんなに吼えるのかねえ。

そりゃ、あれぐらいの年頃って、

我々だってうるさかっただろうが、

少なくとも、あんなにギャーギャー吼えまくったり、

トイレでぶっつぶれたりしなかったよ。

運動部のくせに、そんなにエネルギーが有り余ってるんだろうか。

しかも、終わった後のだらしないこと。

床に食べ物は落ちてるわ、

外から持ち込んだペットボトルは投げ捨ててあるわ、

礼節を重んじるはずの剣道部の名が廃るね。

あんな奴らが日本の未来を背負っていくかと思うと、

お先真っ暗。

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エアロカフェ

エアロスミスの来日に合わせて

六本木西麻布にオープンしてるエアロカフェ。

夜はバーになり、もちろんかかる曲はエアロ、

写真などが展示されている。

夜の方がいいみたいだったけど。

ジョー・ペリーの辛~いサルサソースをゲット。

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80円に泣く

先日、振込みの用があって、郵便局へ行った。

振込み用紙を持っていたのだけど、

ふと、ほとんど塩漬けになってる口座があることを思い出した。

相手先はぱるる口座があれば、手数料がタダになる。

そこまではよかったのだけど、

何を勘違いしたか、ATMで振込み用紙を使って

振込み手続きをしてしまった。

80円もうかるとほくそ笑んでたのに、

取り消そうとした時はもう遅し。

ああ・・・・80円損した。

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新米だ!

株主優待で、いつもの米5Kが届いた。

これが目当てで買ったようなものだが、

もちろん、含み損バリバリ。

図書カード狙いで買った別会社は、

今回、優待項目の中から図書カードを削除してしまい、

なんだよって感じ。

しかたがないので、食い物狙い。

もう、これしかない。

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視えるんです2

視えちゃう漫画家、伊藤三巳華さんの

かわいい幽霊コミック第二弾。

相変わらず、おもしろさ全開です。

日々、さまざまな場面であちらの方たちと

遭遇してる三巳華さんですが、

彼らに敬意をもって接し、

興味本位で追い回さないでという気持ちは、

拝聴すべきだと思う。

気がつかないだけなのかもしれないけど、

私自身は異形のものを見たことはない。

でも、世の中不思議なことはいっぱいあるし、

見えないからって、絶対にいないと否定できない。

元はみんな人だったのだし、

人が胸に秘める情念は、昔も今も大きく変わりはない。

愛しみ、悲しみ、怒り、恨み、妬みなどの強い情念が、

肉体が滅びてもなお、彷徨うということは

あるかもしれない。

幽霊話はエンターテイメントとして、とてもおもしろいけれど、

そこから、人をおとしめないとか、物を大切にするとか、

忘れがちな人間としての基本、根源みたいなものを

読み取ることができることがある。

うえ~、怖い、気持ち悪いと思うだけでなく、

別の視点で見れば、また楽しい。

単に怖い話を羅列するだけじゃなく、

そんな奥の深い幽霊話にぴったりのコミック。

絵もかわいくて(ご本人もかわいい)、おちゃめなので、

コワいのが苦手な人も大丈夫。

ぜひ、どうぞ。

伊藤三巳華(メディアファクトリー)

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1もあるよ。

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ルパン三世シリーズ

最新作を先週放映していた。

今回から、ルパンと次元を除く声優陣が新たになった。

大きなギャップを避け、前任者とうまく似せているのは

まあ、当然だろう。

山田康夫さんが亡くなった時は、

どうなることかと思ったけど、

なんとか、かんとか続いている。

ストーリーは、ここのところずっと萌え系狙いなので、

どうでもいいのだけど、

やっぱりこのシリーズははずせない。

小林清志さん、お願いだから頑張ってね。

あなたの声は、代役がきかないのだから。

小林さんがアテレコしてる外国俳優は

だいたい好きだ。

なんていったって、ジェームズ・コバーンだものheart04

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雪男は向こうからやって来た

こういうUMA(未確認生物)ものは、

たとえ、ガセでもわくわくする。

ヒマラヤはダウラギリ山系のコーナボン谷における

雪男探しの話。

あの今井通子さんや、田部井淳子さんなど登山家たちの、

足跡や実物を見たという人の証言も合わせて紹介している。

雪男にとりつかれたように、何度も探しに行ったあげく、

最後は命を落とした男もいる。

はっきり言って、こんなことに妄信的になるなんて、

ある意味ばかばかしいと思うむきもあるだろう。

著者も、雪男の存在に関して懐疑的だ。

彼が参加した捜索の中で、そう思えば思えるけれど、

これがはっきり雪男だ、もしくは雪男の痕跡だと

確信できるものには、ついに遭遇できなかった。

しかし、自分が分かっていないところで、

何かが起きていた可能性を否定することはできないと言う。

取材した人たち、同行者たちの姿の中に、

雪男の存在を、見たと彼は断言する。

それはひとりの人間の人生を変えてしまうほどの存在だった。

雪男は人を選ぶ・・・・・これはまさにいろんなことに言えるのでは。

自分が見えないからといって、

それが存在しないとは限らない。

角幡唯介(集英社)

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最初の刑事

いやあ、これはおもしろかった。

事実は小説より奇なりとはまさにこのこと。

探偵なるものが現れたのは、

エドガー・アラン・ポーが生み出したデュパンの方が先だ。

現実世界での最初の探偵と言われている

スコットランドヤードのウィッチャー警部が挑んだ、

ロード・ヒル・ハウス殺人事件という

実際の事件に焦点を当てたノンフィクション。

時は1860年、ヴィクトリア時代のイギリス。

もう、これだけでわくわくものだが、

ある中流階級一家の屋敷内で、

当主の幼い息子の惨殺死体が見つかった。

屋敷は密室状態だったため、

内部の者が疑われたが、

当時、立派な中流階級の家庭内を、

警察といえどもかぎまわることはなかなかできず、

彼らが犯罪を犯すなどということは、考えられないという

偽善的モラルがまかり通っていた。

地元警察ではなかなか埒があかず、

そこで、ウィッチャーの登場となる。

当主は二度結婚しており、

前妻の子供と、後妻の子供たちが

同じ屋根の下に同居していた。

こうした家庭内の複雑な人間関係から、

当主が不倫していたのではとか

前妻と後妻の子供同士の妬み感情、

使用人の関わりなど、スキャンダラスな噂が出るわ出るわ。

くしくも当時はディケンズ、ウィルキー・コリンズ、コナン・ドイルなど、

ミステリ書きとして著名な作家たちが、同時並行で生きていた時代。

彼らがこの不可解な事件に影響されて書いたと思われる作品が

その後、次々と生み出された。

あげくの果ては、マスコミや一般庶民まで探偵熱に浮かされる

一大ブームとなっていった。

ウィッチャーは犯人の目星をつけていたのに、

結局は世論の波の大きさに負けて、

事件解決をみないまま、退くことになる。

何年もたってから、犯人の自白によって

いちおう事件は決着したかに思われたが、

果たして本当にそれが真実だったのか、という疑問は

現代でも残る。

この後、19世紀後半にかけて、

イギリスでは切り裂きジャックなどの凶悪事件が続いていく。

ロード・ヒル・ハウス事件は、100年以上前の事件だが、

犯罪の被害者も犯罪者も、いい見世物になってしまうのは

いつの時代も変わらないのだと感じた。

人が殺されたというのに、

それを娯楽にしてしまう私たち人間って、何なのだろう。

と、ミステリ好きの自分もシ・・・・ンと考える。

ヴィクトリア時代の暗く重苦しい大きな屋敷(見取り図つき)での殺人、

家族の複雑な人間模様や、無責任な世論の流れなど、

すべてがずっしりおもしろい。必読!

ケイト・サマースケイル、日暮雅通訳(早川書房)

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三銃士

昔っから、この話はとても好きで、

いくつも作られてる映画も飽きもせず観てる。

というわけで、やっぱり観に行きました。

もろ、パイレーツを意識した作りで、

まあ、楽しかったですね。

主役には弾は当たらない、何をしても死なない、

to be continuedは、もうおなじみ。

ま、いいんじゃないの?という感じ。

マントや帽子など、衣装が素敵。

アラミス役のルーク・エヴァンスにらぶですheart01

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