« ほんとに彼らが日本を滅ぼす | トップページ | こんなものをもらった »

はじめて学ぶ生命倫理

命の始まり、終わりはどこか。

命は誰が決めるのか。

ボケたら、あるいは意識がない状態になったら、

治療、延命はどうするのか。

結合双生児の生死の優先順位は、

誰が決めるのか。

人の始まりは受精した時か、オギャーと生まれ落ちた時か。

などなど、安楽死、精子バンク、中絶などを

とりあげて問題提起していく。

平易な言葉で書いてあるが、

もちろん、結論の出ることではない。

うちの両親は尊厳死協会に入っていて、

無駄な延命はしないという意思をはっきり示している。

自分の力で生きられなくなったら、

ムダに延命するべきではないと自分自身思っているし、

人間も自然の一部であることを考えれば、

回復の見込みもなく、意識がないまま寝たきりの人間を

無理に生かしておくことは自然の理に反していると思う。

しかし、もし自分の身内が現実にそういう状態になった時、

果たしてすっぱり割り切れるだろうか。

感情的には、チューブにつながれていてもいいから、

生きていて欲しいと思うかもしれない。

はっきりと答えを出せない、難しい問題だ。

要は当事者の考え方次第なのだけど、

それもまたケース・バイ・ケースで、問題になりえる。

人間は難しい。

小林亜津子(ちくまプリマー新書)

51kwlgfgxl__sl500_aa300_

|

« ほんとに彼らが日本を滅ぼす | トップページ | こんなものをもらった »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/197391/53497423

この記事へのトラックバック一覧です: はじめて学ぶ生命倫理:

« ほんとに彼らが日本を滅ぼす | トップページ | こんなものをもらった »