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杉浦日向子の食・道・楽

江戸の生き字引だった日向子さんの本。

文章もべらんめえ調なのが、小気味いい。

酒と温泉をこよなく愛し、日本の良さを心から訴える。

震災が起こってしまった今、

日向子さんの言葉がよけい心にしみる。

実年齢を決して否定することなく、

時を、丸ごと、受け入れて、今の生命をことほぎたい。

自然に抱かれ、身の丈の生活をする。

慌てず、自分の五感で、人生を味わう。

言われるまでもなく、当たり前のことだったのにね。

ホントにおもしろい人だった。

まだまだ、いろいろ書ける年齢だったのに、

もっと、長生きして欲しかった。

杉浦日向子(新潮文庫)

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アンダー・ザ・ドーム

ある日突然、町にでっかい透明のお椀のような

ドームが覆いかぶさってきたと、想像してみてください。

透明なので、何も知らない住民が車で衝突したり、

上空を飛んでる飛行機がぶつかって墜落したり、

境目にいた人間や動物が首ちょんぱされちゃったりと、

度肝を抜くようなシーンから始まる。

要するにその町から出ることも入ることもできず、

完全に外界から遮断されてしまったわけで、

それをいいことに、町の権力者とその子飼いたちが

やりたい放題。反発する者を次々と始末していく。

この恐怖政治の中、

住民たちは権力者に従うか、反発するかで二分されていく。

あれ、どっかで聞いた話。

やはりスティーヴン・キング原作の「霧」

(映画『ミスト』)によく似てません?

あれも、霧に覆われた閉ざされた町で、

得体の知れない化け物に襲われる

住民がパニック状態になっていくもの。

アンダーの方は、その怪物が“人間”であるだけに、

よけい恐ろしい。

長年構想を温めてただけあって、

とにかく長く、登場人物多すぎ。

権力者側の横暴さが、あまりにも理不尽すぎてムカムカし、

こいつらに正義の鉄槌が下されるであろうラストを

早く読みたくて、ノンストップで読み飛ばしてしまった。

ドームはいったい何なのか?ということよりも、

さまざまな住民たちの描写の方が強烈で、

人間の恐ろしさそのものが、

ドームの正体にもつながっていく。

要は人間が一番コワいのよってこと。

今にも死にそうなのに、なかなかくたばらない

悪人の最期は、おう、キングらしいなと思った。

帯にもあるとおり、良くも悪くも徹夜ものの本。

途中でやめるとストレスがたまって、

脳の血管がブチ切れそうになるので、

覚悟して、一気読みしてください。

スティーヴン・キング、白石朗訳(文藝春秋)

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もうちょい

全豪テニス準々決勝で、日本の錦織が、

世界ランキング4位のアンディ・マレーに負けた。

当然といえば、当然の完敗だが、

ずっと怪我が多くて、力を発揮できない状態から、

トップ10以内の選手に勝つなどの快進撃を考えると、

進歩も進歩、かなり期待できそうだ。

トッププレイヤーのテニスはまったく別次元。

錦織も言っていたが、質が違う。

彼らは肝心なところで、絶対ミスをしない。

イヤなところに打っても打っても、返してくる。

少しでも甘い球になれば、やられる。

それだけ、一打一打が真剣勝負なのだろうけど、

一流の技術+体力は、ホントにすごい。

でも、身体的なハンディがある錦織にも光は見えてる。

あの次元はまだだと思うが、

もうちょい、という手ごたえには、大いに燃えるだろう。

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お待ちしてました

やっと、次の原書がきた。

こんなに間があいてしまうのはちょっとねえ。

どーせ、ギャラは少ないのだから、

こっちとしては、もっと切れ目なくきてもらわないと

困るのだけど。

性懲りもなく、アルバイトにエントリーして、

面接に行ってきた。

例の如く、応募多数とのことで、どうなるかわからない。

若くて、経験もある人が他にもたくさんいれば、

こっちに勝ち目はないよなあ。

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冷え冷え

日本列島が冷えている。

富山から帰ってきた24日の朝、

予報どおり東京は凍りついていて、

スケート場状態。

最寄り駅から家までは急な下り坂道で、

コワいのなんのって。

でも、雪国の人からしてみれば、

ちょっと雪が降ったくらいで、

滑った転んだでニュースになる東京は

ちゃんちゃらおかしいだろう。

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富山土産

富山というと、白エビ、ホタルイカと、

おいしいものはいろいろあるが、

きりがないので、今回はだいぶ諦めた。

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日本酒「立山」は、全国で売っているので、

氷見に酒蔵があるという「曙」という酒を。

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白エビ煎餅。

季節になったら、白エビ天丼というのを食べてみたい。

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鱒寿司ならぬ、鰤寿司。

カレーやラーメンなどいろいろあったけど、

また、買出しに行くよ。

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寒ブリ三昧

移住した友人を訪ね、富山県・氷見へ行ってきた。

金がないので、激安夜行バスで富山まで行き、

北陸本線・高岡経由で氷見線に乗り換え、

終点が氷見。

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忍者ハットリくん列車。

氷見は藤子不二雄A氏の出身地なんだそうです。

東京を尺度に考えると、列車の本数もなくて、

連絡が悪すぎるけど、旅に出ると

不思議とそういうことでイライラしない。

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めったにお目にかかれないせいか、

車窓から見える冬の日本海の

猛々しい白い荒波が、妙に胸にグッときた。

カッコよすぎる。

氷見というと、うどんがけっこう有名だけど、

さすが、北陸の漁港。魚がうまい。酒がうまい。

今の旬はなんといっても、この一ヶ月だけというブリ。

刺身にしゃぶしゃぶ、すり身にカマとブリづくしを堪能。

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他には何もないところだけど、

人間の幸せとは何かという昨今流行のお題を

まさにつきつけられているようだった。

特に都会らしき所に住む人間は、

物理的にも、精神的にも

余計なものが多すぎるのをつくづく感じる。

私たちは、これがないからダメだ、できないと

何でも思い過ぎてないだろうか。

友人は東京で、オフィスに勤め、

飲み会や映画やコンサート三昧の

生活をしていた人だけど、

なければないで、別になんとかなるという精神。

海外生活も長い狩猟系人間のせいか、

人との関係を築くのもうまく、

新しい場所での生活が苦にならず、

まだ、行って一ヶ月ほどだというのに、

すっかり現地の生活に馴染んでいる。

誰でもできることでないが、

なんと人生の幅の豊かなことよ。

竹馬の友の幸せそうな顔を見て、

とろけそうなブリと酒に酔い、

たった一日だったけど、大変楽しいひとときを過ごし

そして、考えさせられた。

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ベネッセの株主優待

いつもここでは図書カードをせしめてたのに、

なくなってしまったので、

しかたがなく、こんなものをもらった。

ドレッシング。ま、いっか。

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豆助

テレ東「和風総本家」のマスコット犬、豆助。

柴犬の子どもで、唐草模様の風呂敷かついで

おつかいに行くという設定なのだけど、

あまりのかわいさに思わずポチッ。

飼う犬は決めている。

絶対に日本いぬで、柴犬か、甲斐犬。

田舎の古民家で、犬と猫とこのはずくと

同居したい。

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癒し

むしゃくしゃしてる時はこれ。

ばあちゃん猫のボケボケ写真だが。

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感じ悪ッ!

家賃更新の季節がまたやってきた。

しかたがないので、しぶしぶ行ってきた。

必要書類を提出したら、対応した奴が何やら怪訝な顔。

奥に入って、しばらくしたら別の人間が出てきた。

何を言い出すかと思ったら、次回の更新時には、

保証人をもっと若い人に変えたらどうかという。

要は保証人を親父にしているので、

年とりすぎてるということなのだ。

別にこのままだっていいんしょう?と訊いたら、

別に構わないと言う。

だったら、そんなの、こっちの勝手でしょう。

まだ生きてますからね、と言ってやった。

ついでに更新料なんて、まだとるの?

去年、けっこう問題になってたよねえ、と嫌味。

20年近くも遅延なくきちんと家賃払ってる人間に対して

失礼じゃない?

前はこんなことなかったのに、

あの不動産屋、どうもこのところおかしい。

前回の更新の時も、契約内容がまるで間違ってる

更新書類なんかよこすし、

おかしくなり始めたのは、こっちが勤め人辞めたあたりからだ。

何かい? 自由業だからバカにしてるわけ?

うちの二軒隣りは、もう何年も空いている。

こんな古いマンション、今時、空きが出たら誰も入らないよ。

入居してやってるから、あんたらのあがりが出るんだろが。

ものすごい気分悪ッ!

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17年か

あの風景は、列車の窓に映る景色のように、

どんどん後ろへ後ろへと流れ、自分から遠ざかっていく。

あの時、幼い子どもだった人が、

17年たった今、社会人になっている。

去年のことも、そうなっていくのだろうか。

いつまでもメソメソしていてもいられないけど、

忘れてしまってもいけない。

その兼ね合いが難しい。

このところ、小さな地震が多い。

再びの災禍の不安が心に巣くう今、

人間はこういうことの繰り返しを

泣き叫びながら乗り越えてきたのだと改めて思う。

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新旧交代

電車の中は本必携だが、

スポーツクラブやジョグの時はこれがいる。

ずっと初代iPod Shuffleを使っていたのだけど、

最近、ウンともスンとも言わなくなり、

復元かけてもダメ。

どうやらお亡くなりになってしまったようだ。

Appleって、私は相性が悪いのか、

必ず何らかのトラブルが発生して、

なぜかすんなりといかないことが多い。

だから、どうしようかと思ったが、

安さに負けて、やはり、チビiPod Shuffleにしてしまった。

さっそく、最新ヴァージョンのiTunesをダウンロードして、

再起動かけたらいきなりPCがフリーズ。

すったもんだの挙句、なんとかトラブルは解決したけど、

Appleから、ことごとく試練を与えられている気がしてならん。

それとも、PCのOSがXPだからってことはないよね?

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左がルーキーくん。

チビすぎて、なくしそうだ。

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ひっさしぶり

一年ぶりくらいに、リーディングの仕事がきた。

すっかり頭から抜けてたので、

非通知電話だったし、身構えてしまった。

非通知には出ないようにしてるけど、

こういうこともあるから悩むところだ。

そういえば、今年この編集者さんに

年賀状出すの忘れてたような気がする。

こういういいかげんなことだから、

いつまでたってもダメなのだろう。

目下、鋭意リーディング中。

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ささやかながら

本当は現地へ行って、体を動かして支援したい。

農家、酪農、漁業・・・・・

被災地支援は多岐に渡るし、

簡単にできることはひとつもない。

本作りに多少なりとも関わらせてもらっているので、

被災地の学校図書館に本を届ける支援をしてみた。

ド貧乏なので、ホントにささやかな金額だけど。

この頃の子どもは、ゲームで遊びまくってるだけ

みたいにみえるけど、意外と活字欲ってあると思う。

きっと、そこに本があれば、興味を示すと思う。

読む本がない、ということが一番悲しい。

(社)全国学校図書館協議会「げんきプロジェクト」

http://www.j-sla.or.jp/shinsai/genki-project.html

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日本のミイラ

実家からかっぱらってきた本なので、

ほぼ50年ほど前に書かれたもの。

藤原四代をはじめ、日本にあるミイラの

詳細と作り方、外国のミイラにも触れている。

古いので、現在は書かれていることとは

違う新事実が出てきているかもしれないが、

どのミイラが何県のどこぞの寺にある

なんていう一覧表はそそられる。

掲載されている写真も、モノクロで不明瞭だが、

イケます。

安藤更生(毎日新聞社)

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第三回翻訳ミステリー大賞二次投票要項

年末に行われた一次投票から厳選された

第三回翻訳ミステリ大賞候補。

やはり、ここらへんがきたかという

読み応えのある重厚な作品が出揃った。

もちろん、これ以外にもいい作品もあったけれど、

二次投票資格のある翻訳者以外の方も、

ぜひ、読んでみてください。

比較的、軽く読めるのは『二流小説家』と『犯罪』でしょうか。

いわゆる本格ではないものもあるけれど、

翻訳ミステリはあなたの知らないところで、

こんなに多彩なおもしろさに満ちています。

『アンダー・ザ・ドーム』スティーヴン・キング/白石朗訳(文藝春秋)

アンダー・ザ・ドーム 上 アンダー・ザ・ドーム 下

『二流小説家』デイヴィッド・ゴードン/青木千鶴訳(早川書房)

二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ/酒寄進一訳(東京創元社)

犯罪

『夜の真義を』マイケル・コックス/越前敏弥訳(文藝春秋)

夜の真義を

『忘れられた花園』ケイト・モートン/青木純子訳(東京創元社)

忘れられた花園 上 忘れられた花園 下

http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20120107/1325894677

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心のおくりびと 東日本大震災復元納棺師

先の大震災で亡くなった方たちの

顔を復元してまわった、

笹原留以子さんという納棺師の軌跡を追ったルポ。

涙なくしては読めない。

あれから一年近くたった今、

復元できるご遺体もほとんどなくなった。

でも、これで終わりじゃない。

町が復興しても、遺された人たちの心が癒えることはない。

それでも、できる限り寄り添っていきたいという

強い思いが胸に迫る。

決して忘れてはいけない。

今西乃子(金の星社)

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魔界への誘い

つい、こんなネーミングに惹かれる。

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生ゴミ処理

一ヶ月くらい前から

日々出る生ゴミを土に埋めている。

といっても庭がないので、

使ってない植木鉢に放り込んで、

虫が発生しないよう、洗濯ネットでフタをしているだけ。

臭うし、けっこうな量になる生ゴミはずっと悩みのタネだった。

最初は生ゴミ処理機を買おうかと思ったのだけど、

自治体から補助が出るとはいえ、

けっこうなお値段するし、電気代もかかる。

思案したあげく、一番安上がりな方法をとった。

今日、底の方をひっくり返してみたら、

みごとに土だけになっていた。

もちろん生ゴミの臭いもない。

土の分解力はさすがだ。

そのうちこの土で、プチ自給生活でもするか。

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初詣

恒例の初詣ハイキングに行ってきた。

去年ほどは寒さを感じず、

穏やかでいい一日。

大切な人たちの健康と幸せ。

そして、仕事くれ~のお願いは毎度変わらず。

いつものように、去年のお守りを返して、

新しいものをゲット。

いいこともないけれど、

お参りしてるから、

決定的に悪いことも起こらずに

済んでいると考えるべきかな。

最近、今年の運勢なんてのも

あまり見ないけど、

どうやら、またしても忍耐を強いられる年になりそうなので、

今ひとつ元気が出ない。

まあ、それでも、進んでいかなくてはね。

下山してから、例の如く玉川屋でそばを食べる。

ここのそばはおいしいので、

シンプルなざるを頼むのだけど、

やっぱりざるとビールでは、この時期寒い。

で、いつもの温泉でぬくぬくして帰還。

今年もなんとか、温泉に行けるお金を捻出するべく

頑張らないとなあ。

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アンストッパブル(ちょいネタバレ)

デンゼル・ワシントン主演。

ちょっとした不注意から、

無人のまま暴走し始めた貨物列車を

停めるべく奔走するというパニック映画。

お決まりだが、列車には有毒化学物質が大量に積まれていて、

脱線すれば、大惨事というとんでもない状態。

たまたま別の支線で列車を運行させていた、

ベテラン機関紙と、新米車掌が

この窮地に立ち向かうはめになる。

ベテランは会社からリストラを宣告されており、

新米の方は、妻との間に問題を抱えている。

大仕事に臨む前に、ふたりが心情を語り合うのも

お決まりのパターン。

市街地に入る前に脱線させて停めようとしたり、

機関車を前から連結して減速させようとしたり、

いろいろ試すが、ことごとく失敗。

ミサイルを命中させ、やっつけたと思ったのに、

平然と暴れまわる怪獣のように、列車は爆走し続ける。

最後は、暴走列車のお尻に機関車をつなぐという神業を使い、

飛び移って、機関車部分へ回り、

ブレーキをかけて、ハッピーエンドとなるが、

あんなことホントにできるんだろうか。

まあ、緊迫感はありました。

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あけおめです

しばらくさぼっていたが、初ジョグを済ませ、

実家に帰って飲み食いしてきた。

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今年はアジュール竹芝のおせち。

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そして、猫。

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初日から引っかかってしまった。

カルディの福袋。

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中身はこんなの。母と分けました。

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弟くんにもらった今半の牛肉佃煮。

ご飯大好きなので、嬉しい。

なにはともあれ、

今年こそ、いい年になりますように。

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