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ピアノコンサート

ピアノの小コンサートに行ってきた。

加藤昌則、宮谷理香というふたりのピアニストによる

トークと演奏。

現代から、バロックにさかのぼって、

初心者向けの馴染みの小品を集めたプログラム。

作曲家でもある加藤さんが、

モーツァルトの「きらきら星変奏曲」を

ベートーヴェン風、ショパン風にアレンジしたり、

会場から3つ音を募って、それで即興演奏したり、

連弾や、二台のピアノで盛り上がったりと、

多彩なピアノの魅力満載の、とても楽しいコンサートだった。

やっぱり、ピアノ弾きたい!

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さすが、イチ

メジャーの開幕戦が、日本で始まった。

我らがイチは、いきなり4安打。

しかも、延長の試合を決めるダメ押し打もたたき出し、

まさにイチローデイ。

さすが。心から誇りに思う。

記録も何も関係ない。

のびのびと、自由にやって欲しい。

今年も期待してるよ。

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幇間芸

幇間って、知ってますか。

通称たいこもち、だんな衆が芸者遊びをする時の

取り持ち役ですが、多彩な芸でさらに客を楽しませる。

いわば、男の芸者でしょうか。

そんな日本の伝統芸を、神楽坂に見に行ってきた。

昨今、貴重な鰻重のお昼つき。

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だというのに、病み上がりで味がよくわからず。残念。

昼食が終わると、師匠が登場。

日本にわずか5人しかいないという幇間のひとり、

悠玄亭玉八師匠。

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三味線、都々逸、そして、なんといっても

ひとり二役の屏風芸。

夜の遊びだから、当然内容はエッチなものばかりだけど、

真昼間のせいか、若干おとなしめ。

ご本人も酒が入ってねえからなあ、なんて言ってましたが。

しかし、職人の技、というものは、すがすがしい。

所作、姿勢、しゃべり方の、なんとも粋なこと。

着物の裾、手ぬぐいなど、ちょっとしたものを使った

老若男女の演じ分けは、それは見事。

御多分にもれず、こういう伝統芸能というのは、

ひと頃より廃れ、内容も言葉も通じなくなっているけれど、

消しちゃいかんな、とつくづく思う。

江戸の雰囲気に、束の間触れた一時でした。

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瓦礫の中から言葉を

石巻出身の著者が

3.11に寄せて、一気にまとめ上げたもの。

被災者たちはみんな、

いろいろ報道されているとおりのことを

本当に感じているのだろうか。

やたら絆流行りだけれど、

無理やり言わされているだけなのでは。

報道されていないことの方が多いのでは

と、けっこう多くの人が思っているのではないか。

セシウムの数値、原爆何個分といった数字で、

語れるはずもないこのカタストロフィー。

この大災害を語るのに、

適切な言葉があてがわれていないと、

著者は過去の文献から探し出してくる。

原民喜『夏の花』より、

スベテアッタコトカ アリエタコトナノカ

パット剥ギトッテシマッタ アトノセカイ

こんな悪夢の情景なのか。

堀田善衛『方丈記私記』より、

人間存在というものの根源的な無責任さ

人間は他者の死や不幸に、じつは、なんら責任をとれないものだ

というなす術もないほどの切ない感情なのか。

ただただひれ伏すしかない

自然の力には恐れより、畏れの文字が似合う。

それを、言葉にしてもしょうがないし、虚しい。

それでも、言葉というひとつの表現方法で語り、

追いかけ、胸に刻みつけていくしかないのが人間。

辺見庸(NHK出版新書)

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初インフルエンザ

なんと、生まれて初めてインフル体験。

しかも、もう流行も終わったこんな時期に!

なんとまあ、ひねくれてるというか、なんというか。

どうやら、先日のコンサートの時にもらったらしく、

同行した母親にも同じ症状が出た。

風邪だろうと思って、市販の薬を飲んで寝ていたのだけど、

38.5℃とあまりに高熱なので、

医者にいったら、大当たり。げげっ!

熱が下がってもしばらく隔離状態なので、

バイトを休むいい口実にはなったけど、

もうすぐ締め切りの仕事の方が大いに心配。

すでに回復途上にあり、だいぶ楽になってきたので、

頑張って遅れた分を取り戻すしかない。

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久々コンサート

ストレスたまりまくりの昨今、

久しぶりに声楽のコンサートへ行って来た。

有名なアーティストたちではないけれど、

やはり生の音楽に心洗われ、

音楽というものがもつ力を痛感する。

せっかく春の足音が聞こえてきたこの季節、

鬱々状態を早く脱出して、

前に踏み出さなくてはいけない。

それにしても、バリトンって、

普通にしゃべる声も素敵な人が多い。

まさに、血の通う生きた楽器だから、

同じ音域の歌手でも、

それぞれ声質があっておもしろい。

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山椒の芽

去年、実生でもらった山椒。

秋に葉が落ちて、

すっかり寒そうな装いになっていたが、

最近、ぷっくりと芽が出ている。

いい子だ。

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ナイトランド

ホラー&ダーク・ファンタジー専門誌『ナイトランド』が

今月、創刊された。

コワい系というと、飛びつくわたくしメ、

早速、定期購読の申し込みをし、

創刊号が手元に届いた。

去年の暮れ、ミステリ忘年会で、

関係者のひとりから、この話をうかがっていたので、

楽しみに待っていたのだ。

埋もれた怪奇譚、幽霊譚諸々を

掘り起こそうというものなので、

これからも、大いに楽しみ。

クールベタッチのジャケも、なかなかいい。

発行元は、九州の出版社だが、

こういう専門誌を出すということは、

まだまだ、コワい系ファンがいっぱい隠れているということ。

頼もしいばかりだ。

一部書店にしか置いてないので、

ご用命の方は、下記ホームページより、

ぜひ、どうぞ。

http://www.trident.ne.jp/j/

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プチ鬱

もともと、人と接触するのが苦手で、

ひきこもり体質なので、

はっきり言ってバイトに行くのが辛い。

昔は、長年ちゃんと勤めてたのに、

ブランクのせいか、

年のせいでますます順応性がなくなったせいか、

すっかり社会不適合者になってしまったらしい。

生活のためと割り切って、考えないようにすればいいと

頭では思うのだけど、どうにも嫌な感じが否めない。

社会人として、あまり非常識なこともできないから、

無理やり尻を叩いて、行っているけど、

行く前にどんより暗くなる。

どうしたら、もっと楽になるだろう。

つくづく損な性格に自己嫌悪。

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近所の温泉

図書館の本を返しがてら、

久しぶりに隣駅の温泉にGo!

内湯にも、露天にも、いろんな風呂があって、

温度もぬるめなので、ゆっくり楽しめる。

いらぬストレスたまりまくりで、

血圧急上昇中の日々なので、

こんなことでもないとやってられない。

でもまた、現実に引き戻される繰り返し。

贅沢は言ってられないけど、

お金のためだけにやる仕事は辛い。

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忘れられた花園

1913年オーストラリアの港に、ロンドンからの船が着いた。

すべての乗客が下船した後に、

ぽつんと残されたひとりの少女。

持っていたトランクの中には、おとぎ話の本が。

ある夫婦が、この身元不明の少女を引き取り、

ネルと名づけて育て、21歳になった時に、

この事実を告げた。

自分は誰なのか? 両親は誰なのか?

どうしてひとりで船に乗せられたのか?

最後に一緒だった“お話のおばさま”は誰なのか?

過去を追い始めるネル。

そして、2005年にネルは亡くなり、

イギリスはコンウォールにあるネルが買ったという

屋敷を相続した孫娘のカサンドラ。

このブラックハースト荘が、

ネルの出生の秘密を握るのか、

カサンドラもまた、謎を解くべく祖母の足跡をたどっていく。

1907年、1913年、1975年、2005年と

100年に渡るひとりの女性のミステリを、

丁寧に追いかけていくゴシック・ミステリ。

いやあ、とってもおもしろかった。

冒頭のあらすじを読んだだけで、

え、何?と興味をかきたてられ、

謎だらけなので、ページをめくる手が止まられない。

19世紀から20世紀にかけての時代と、

2005年の現代という時代が、交錯して出てきて、

頭がこんがらがるかと思いきや、

前章のラストと次章の冒頭が、

うまくつながっていて、とても読みやすい。

ネルが誰の娘なのか、最初から想像はついたが、

なぜ、そういういきさつになったのか、

その理由が少々懐疑的。

歪んだ愛情のひとつ、といえば、そうなのかも。

でも、とにかくヴィクトリア時代、屋敷、迷路、おとぎ話、

出生の秘密、とわたし的には垂涎の要素がてんこ盛り。

超お薦めです。

翻訳ミステリ大賞の候補作の一冊だけど、

これで、投票は混戦模様。困った、困った・・・・

ケイト・モートン、青木純子訳(東京創元社)

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あれから一年

バイト先から慌てて戻り、黙祷に間に合った。

一年前のこの時間、まだ生きていた人たちも、

たくさんいたのかと思うと、胸がつぶれそうだ。

追悼式をやっても、いくら言葉をもらっても、

被災者が、癒されることはないだろう。

愛する人を失い、残されるということが、どんなに辛いか、

想像すると、とても耐えられそうにない。

私たちにできることは、そんな多くの人たちを決して忘れないこと。

この災害を、決して忘れはしない。

くしくも、トラウマになってしまうほど大嫌いな

例のあの写真集と同じタイトルをかみしめる。

それにしても、各局が震災一年特集をやってるのに、

テレ東は相変わらずマイペースで、

フツーのドラマとかやってる。

そんなテレ東が好きだ。

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東京大空襲

67年前の今日、東京が火の海になった。

母の家族は本郷に住んでいた。

逃げる途中で、弟くんの防空頭巾の中に

火の粉が入ってしまい、大火傷を負った。

当時、疎開していた母は、

弟くんが死んでしまったと聞かされ、

愕然としたそうだ。

幸いなことに、弟くんは現在も健在だが、

家はすべて焼けてしまった。

あの地獄の生き証人がいる。

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似た者同士

本日は、妖怪の大御所、

水木しげる大先生の卒寿(90歳)の誕生日。

いやいや、ますますお元気で、

相変わらずのgoing my way

“普通はボケてくる年齢だけど、

頭は賢いと自分で感心している。

ということはボケてきているのかもしれん”だって。

「なまけ者になりなさい」なんて、

ますます冴え渡る人を食った名言。

そうだよね、そうだよね。

いちいちキリキリ気にしてもしょうがない。

自分がパニクってる時は、気がつかないけど、

こんなに身近に、いいお手本がいるじゃないの。

そういえば、今日はいつも癒してくれる

かご猫シロくんの10歳の誕生日でもある。

頭の上におかしなモノを乗せられても、

仲間の猫たちが騒いでいても、

動じないこの猫も、ある意味、水木センセと似てる?

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あの感じと似てる

このところ、やはり気持ちが落ち着かない。

何が不安なのか、よくわからないが、

うまく言えないけど、私をひとりにしないで、と

心許せる誰かにすがりつきたい気分。

小4の時に、『決して忘れはしない』という

ナチス蛮行の記録写真集を目にして以来、

しばらく、おかしくなったことがある。

留守番ができなくなったのだ。

親がちょっと出かけるというだけなのに、

なぜかすごく心細くなって、

ひとりになるのが、とても怖かったのか、

行かないでと騒いだ記憶がある。

今、それにちょっと似た感情。

いい年こいて、どうしちゃったんだろう。

なんだか、おかしい。

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記録するDNA

もうすぐ震災後1年。

テレビの番組で特集が組まれているが、

昨夜観たNHKの番組は、改めて衝撃だった。

プロではない、一般の人が携帯やデジカメで撮った

“あの時”のナマ映像の連続。

当時、ニュースで繰り返し報道されていた映像ではない。

よくぞこんなにたくさんの映像が残っていたのか。

水が押し寄せる場面だけでなく、

大きな揺れに襲われたまさにその時や、

めちゃめちゃになった家の中、

まわりの人々の表情・行動など、本当にリアルだ。

映像に映っているこの人が、もういないのかと思うと、

胸が締めつけられる。

日常的にケータイやカメラを持ち歩いて、

誰もがにわかカメラマンになっている昨今とはいえ、

自分の生死も危ういという時に、

よくカメラを回すという頭が働いたものだと震撼とした。

昔から、必ず記録する人がいた。

自分がその最中にあって死ぬかもしれなくても、

記録し、残すというDNAが、人間にはあるのかもしれない。

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へこみそう

バイト四回目終了。

なんだか、大変でへこみそうだ。

まだ、始めたばかりなんだから、できなくて当たり前と思うけど、

露骨に嫌な顔されると、気持ちが萎える。

別に優しくしてくれとは言わないけど、

まったく知識・経験がない人間を雇ってるわけだから、

もうちょっと考慮してくれればいいのに。

どんな仕事だって、最初はこんなものだろうけど、

しばらくは憂鬱な日々が続きそうで、気が重い。

そんなことより、本業第一。

あまりくよくよしてもいられない。

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下山の思想

日本人は皆、登山でいう下山の時代に入っている。

下山を衰退ととらずに、受け入れろ、

というのが、この本の内容。

ますます超高齢化社会が進み、

必然的に若い人が少なくなって、人口も減っていくのは、

もともとわかっていたことだ。

消費も進まなくなり、経済が落ち込んで、

大きく発展できる世の中ではなくなる。

だから、今までと同じ豊かな人生が続くという

考え方を変えろということ。

もともと、年収200万で暮らせる世の中なら、

それでもいいと思っているので、

今更言われなくてもという感想。

こういうことに、答えは出ないものだけれど、

読んだ印象としては、著者自身も

はっきり答えは出せなくて、

あーだこーだと思ったことを羅列しているという感じ。

ラストの方は、別に下山の思想とは特に関係のない

靴の収集話になり、ちととりとめがない。

この世の中がどうなるのか、

どれが真実なのか、何が一番いいのか、

誰にもわからない。

ならば、自分はこう生きるという心構えの問題なのだけど、

具体的にどーするというようなことは、本の中には出てこない。

ただ、考え方という観点からは、大いに共感できる。

誰もが今を生き、いかに心豊かに死ぬか、

そのための準備をするしかないということだ。

五木寛之(幻冬舎新書)

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