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下山の思想

日本人は皆、登山でいう下山の時代に入っている。

下山を衰退ととらずに、受け入れろ、

というのが、この本の内容。

ますます超高齢化社会が進み、

必然的に若い人が少なくなって、人口も減っていくのは、

もともとわかっていたことだ。

消費も進まなくなり、経済が落ち込んで、

大きく発展できる世の中ではなくなる。

だから、今までと同じ豊かな人生が続くという

考え方を変えろということ。

もともと、年収200万で暮らせる世の中なら、

それでもいいと思っているので、

今更言われなくてもという感想。

こういうことに、答えは出ないものだけれど、

読んだ印象としては、著者自身も

はっきり答えは出せなくて、

あーだこーだと思ったことを羅列しているという感じ。

ラストの方は、別に下山の思想とは特に関係のない

靴の収集話になり、ちととりとめがない。

この世の中がどうなるのか、

どれが真実なのか、何が一番いいのか、

誰にもわからない。

ならば、自分はこう生きるという心構えの問題なのだけど、

具体的にどーするというようなことは、本の中には出てこない。

ただ、考え方という観点からは、大いに共感できる。

誰もが今を生き、いかに心豊かに死ぬか、

そのための準備をするしかないということだ。

五木寛之(幻冬舎新書)

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コメント

年収200万時代、もう突入してる気がします(;´Д`)

でもリッチな人たちはそのままいらっしゃるので格差時代になってるのかも?


人と比べない、所有欲に走らない、旅行はテレビの画像を見て行った気になる・・・ぐらいがいいのかなあ?


「何もしない幸福」という言葉がイタリアにあるそうですが、だんだん日本にも浸透してくるかもね・・・

投稿: Nobu | 2012年3月 2日 (金) 12時24分

時々、まるで無趣味だったら、
お金かからないのになあ、と思います。
でも、食って寝てるだけの人生じゃねえ。

投稿: konohazuku | 2012年3月 3日 (土) 10時14分

街歩きが趣味だとお金かからないとは言っても、そんな素敵な町が近くにないのでそこに行くまでの交通費、疲れたら立ち寄るお店での飲食代とかもかかるしね~(^^ゞ

日本は人件費が一番高いので、何でも自分で自宅でやるのがいいのでしょうが、あまり楽しくないかもしれないです。゚(゚´Д`゚)゚。


趣味や社交ってお金かかるけど、友人がいて好きな趣味ができるって最高にハッピーなことでしょうしね~

投稿: Nobu | 2012年3月 3日 (土) 10時48分

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