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おそろし 三島屋変調百物語事始

ある恐ろしい事件の後、

江戸は神田で、袋物を扱う店を営んでいる

叔父夫婦のもとに引き取られたおちか。

心を閉ざし、日々、店の雑事を手伝いつつ、

鬱々とした日々を過ごしていたが、

ひょんなことから、来客の対応をするはめになる。

その来客が、おちかを相手に

不思議な話を語り始める・・・・・・

この話の次のシリーズが、

数年前に新聞に連載されていて、

そちらを先に読んでいた。

そこでは、おちかの悲惨な体験というのが、

どういうものなのか、まるでわからなかくて

気になっていたのだけど、これでやっと合点がいった。

江戸の雰囲気、市井の人々の立ち居振る舞い、

なんとも、趣のある江戸怪談。

人はそれぞれ心の闇を抱えているもの、と

つくづく思う。

ちなみに新聞で連載されていた方も

本になっているけれど、

とてもかわいくて愛嬌のあるお化けが出てきます。

イラストつきだったので、楽しめた。

宮部みゆき(新人物往来社)

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