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シンデレラの罠

一見、○ーレクイン・ロマンスのようなタイトルだけど、

50年ほど前に書かれたミステリ。

莫大な遺産を相続することになっていた娘が、

火事で顔に大火傷を負い、記憶をなくす。

一命はとりとめたが、

一緒にいた幼なじみの娘は焼死。

記憶がないゆえに、信じられそうで、信じられないまわりの言葉。

次第に、いったいわたしは誰?という疑問が渦巻いていく。

よくある入れ替わりものなのは、すぐにわかるのだけど、

あれ、これって、もしかして大ドンデンが?

最後までよくわからなくて、大変におもしろい。

ネタバレになるから書きませんが、

どっちがどっちだかよりわからなくするための

新事実がいきなり出てきて、ちょっと唐突すぎる気がした。

どっちにも動機があったということを

示したかったんでしょうけどね。

ホントは一番作者にきいてみたいけど、

もう亡くなっているので、

読んだ人の意見をぜひきいてみたい。

訳によってぜんぜん違ってきてしまう作品だと思うので、

こちらの新訳をお勧めします。

セバスチアン・ジャプリゾ、平岡敦訳(創元推理文庫)

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