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ヴァージニア

エドガー・アラン・ポー絡みのゴシック・ミステリだというし、

2週間くらいしか上映しないというので、

観にいってみた。

監督はかのフランシス・フォード・コッポラ。

三流オカルト作家が、自分の作品を売り込みに

たどりついた陰気な町は、

少女の殺人事件があったばかりで、

胸に杭を打ち込まれた死体がまだ保安官事務所に

保管されていた。

すぐに立ち去るつもりだった作家は、

小説のネタになりそうだと思い、首を突っ込むうちに

夢と現実がごちゃまぜになっていく 。

この路線は、前作の『コッポラの胡蝶の夢』と同じ。

ストーリーは期待しない方がいいと思う。

おどろおどろしい伏線らしきものがたくさん出てきて、

怖さを煽ってるのはわかるのだけど、

すごく期待させるわりには、その伏線のオチが

きちんとついてなくて、あれは何だったの?状態。

過去にあったという惨劇も、

結末に凝縮してなくて、尻切れトンボ気味。

観客を驚かせるグロな遺体も出てこないし、

事故で亡くなったという作家の娘との絡みは

途中から想像がついちゃうネタ。

ただ、ゴシックという点においては、

すごくよかったとと思う。

冒頭から、なんだかいかがわしそうな町の様子。

おかしな時を告げる時計台や、森、ホテル、

すべてが何かありそうで、雰囲気はばっちり。

ちょっと場違いなバリ島のリンディック風の音楽や、

その他、バックに使われていた音が、

妙に気になった。

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