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裏切りのサーカス

観損ねていたのが落ちてきたので、

やっと観ることができた。

ジョン・ル・カレの小説『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』

をベースにしたスパイ映画。

主演はゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、

ベネディクト・カンバーバッチ。

組織の中の裏切り者“もぐら”をあぶり出すという話で、

緊張感があり、なんとも渋い。

アメリカ的スパイ映画を想像すると、

ドンパチもほとんどなく、物足りなさがあるかもしれないが、

さすが、ヨーロッパ映画、ひと味もふた味も違う。

なんといっても、オールドマンがいい。

悪者なのか、善人なのか、

いつも、悩ませられるほど、多彩な表現ができる役者。

原作を読まないと、すごくわかりにくいが、

雰囲気は十分に堪能した。

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蔵王温泉の怪

蔵王温泉は開湯1900年という

とんでもない歴史のある温泉場。

もちろん、泊まった宿も温泉街の老舗。

1000年前から、

前身の宿があったというのだから驚きだ。

そんな古い宿のせいか、

今回の旅でちと不思議なことが。

不思議その1:

部屋のテレビが明け方、突然ついた。

え? 寝ぼけてリモコン間違って押しちゃったかと

思ったが、枕元のリモコンの向きはまるで正反対。

タイマー設定されてるに違いないと思い、

翌日、解除したのに、

また次の明け方もテレビがひとりでについた。

不思議その2:

仲間内のひとりが、夜中2時頃、フロに行った。

ひとり湯につかっていたら、

カポーンと桶の音がしたので、

誰か入ってきたのかと思ったんだそうだ。

ところが、もちろんそんな時間に誰もいない。

女風呂の方に誰か入っているのだろうと

いちおうその時は納得したそうだ。

だが、考えてみると、その宿の風呂桶は

プラスチック。

カポーンといい音がするのは木の桶ではないだろうか。

それに、男風呂と女風呂は隣り合っているとはいえ、

音は聞こえない。

誰か、入りにきていたんでしょうかね。

あちらの世界の人が。

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スキー

ボンビーでも、これはやめられない。

今年は蔵王にスキーに行ってきた。

2年ぶりだけど、やっぱりあそこの温泉は最高。

熱い湯には入れない私だが、

なぜかここの硫黄泉はとても心地いい。

日本一の温泉じゃないだろうか。

天候もおおむね晴れ、快適な滑り。

スキー人口は減る一方のはずだが、

ウィークデイだというのに、けっこう人がいた。

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ザンゲ坂の樹氷。

ちと狭いのはザンゲ坂くらいで、

各コース広く、ダウンヒルも長くて、飽きない。

もっと長逗留したい。

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罪悪

前作『犯罪』と同様、

弁護士だった著者の体験をヒントにした

罪の数々。

相変わらず淡々と空恐ろしい話を綴る。

罪悪というタイトルだけあって、

前作より暗いような気がしたが、

これから何かが起きる、

そして、ラストはどういうオチなのかという

緊張感と、独特な読後感に妙にはまる。

フェルディナント・フォン・シーラッハ、酒寄進一訳

(東京創元社)

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せこい

儲けることしか頭にない携帯電話会社は、

どこも嫌いだが、

利用しているドコモのせこさにあらためて呆れた。

ムダなので、毎月の請求額は

とっくの昔に紙をやめて、ネットで見るようにしているが、

その割引額は105円/月だった。

ところが、その割引金額を変更し、

21円/1回線にするというメールが今日きた。

けっ!

こんなせこいところから、金を巻き上げるなんて、

どこまで面の皮が張ってるのか。

というか、そんなにヤバイわけ、この会社?

なんとか、携帯電話会社にできるだけ

金を払わないで済む裏技はありませんかね。

って、携帯持たなきゃいいんだよな~

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ちょっといいこと

さるサイトの翻訳を手伝っているが、

少しだけど、ギャラを値上げしてくれた。

どこの出版社にも、ろくに認めてもらえない

こんな自分に対して、

ちょっとした気遣いがたまらなく嬉しい。

金額の問題じゃない。

自分の仕事が誰かの役に立っているという

実感が嬉しい。

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廃墟サンクチュアリ

二見書房のHPを見ていて、

こんな写真集を見つけた。

廃墟を撮ったものなのだけど、

もっと前に出た『廃墟ノスタルジア』が

よくある廃墟案内っぽいのに比べて、

こちらは美しさと寂しさが漂っている。

廃墟全体はもちろんなのだけど、

その一部、残されたものに、

なんともシーンとした気持ちにさせられる。

別にただの山だったり、森だったり、林だったりという

場所はたくさんあるはずなのに、

そこに見捨てられた人工物が絡むと、

どうしてこう、ただの木や葉が別物になり、

不気味さを呈するのだろう。

かつて、そこに暮らしていた、

そこで働いていた、そこを利用していた

人間がいたという思いに、

語彙が乏しくてなんともうまく説明できない

感覚に飲み込まれる。

最後にどこで撮影したものか一覧があるのだけど、

写真によっては、ページ数が見えなくて、

わかりにくい。

ただの廃墟案内にしたくないから、

あえてそうしたのだとは思うけれど、

下の方に小さく表示してくれたら、もっとよかったかな。

三五繭夢(二見書房)

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ホビット

LOTRの前哨戦。

すでに公開された3作は、フロドの物語だったが、

この「思いがけない冒険」からの3作は、

フロドの育ての親であるビルボが

どうしてあの指輪を手にすることになったのかという

いきさつを説明する冒険の旅の話。

まあ、ヘンなもの好きとしては、

文句なしにおもしろかった。

なぜか、雷合戦で人の形になった岩が

互いに戦い合うシーンがとっても気に入った。

2Dでも、自分が“落ちてく感”は

けっこう味わえたので、3Dだともっとすごいのでは。

もちろん、ロン毛のヒゲ好きとしてもオッケー。

どこの世界にも、木や岩、動物などの自然物を

擬人化し、畏れる精神はあり、

この世のすべてのものに生命が宿り、意思があると

いうような感覚は、世界的なものではないかと感じた。

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シューマンの指

天才ピアニストの永嶺修人。

そんな彼と知り合い、互いにシューマン論を闘わす

音大受験生の「私」。

謎めいた修人を見つめ、思慕をつのらせるうちに、

幻想的な世界にいざなわわれていく。

と、甘美な世界にひたっていると、

いきなり女子高生殺人事件が起こり、

ミステリーの様相を呈していく。

オチはよくある話なのだけど、

音楽とのコラボが絶妙に美しかった。

音楽の話に引っ張られて、

ああ、これはいちおうミステリなんだなと後から気づく感じ。

それにしても、音大出でもない作者がここまで

音楽のことを書けるなと感心。

ピアノ好きじゃないと、ちょいと退屈かも。

奥泉光(講談社)

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偶然

年明け早々、偶然にもふたりの人から

同じ言葉をもらった。

詩人シェリーの詩が語源と言われている、

“冬来たりなば、春遠からじ”

でも、その言葉を使った意味は、

それぞれちょっと違う。

Aさんは、そうは言うけれど、

寒すぎて、春はまだまだ先ですねという意味。

Bさんは、厳しい冬はもうすぐ終わり、

希望に満ちた春がきっとくるという従来の意味。

もちろん、Bさんの方の意味を

ありがたく拝聴して、元気の素にしたわけだけど、

Aさんは、その言葉の後に続きがあった。

“でも、ま、いいか、冬眠していれば!”

案外、これも元気が出ないか?

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惜しい

年末ジャンボ4億円の当たりくじに、

ボックス状態だった~

数字だけは、全部同じ。

なんか、ちょっとくらい欲しい・・・・無理か。

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偽りのウェディングベル

新刊出ました。

メラニー・ミルバーン『偽りのウェディングベル』

とにかく、ふたりのいがみ合い、悪口の言い合いが

すごいです。

もちろん、例のごとく、心は裏腹ってやつ。

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http://www.harlequin.co.jp/hq/books/detail.php?product_id=5311

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初詣

例年の如く、ハイキングついで?の

初詣に行ってきた。

それにしてもしばれるのお。

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いつものように去年のお守りを返して、

新しいものをゲット。

昼には下山して、いつもの玉川屋でソバ。

ここは、たいてい年始にお年玉として

ゆず七味をくれる。

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それから、ちょいと足を伸ばして

水香園でひとっ風呂浴びて帰宅。

どうか、今年はいいことがありますように。

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レ・ミゼラブル

正月早々、ああ、無情でもないけれど、

なんだか急に観たくなって行ってきた。

地獄のような囚人生活。

貧乏極まりない劣悪などん底生活。

かなわぬ恋。

現状に怒り、革命に命をかける若者たち。

苦しくても、悲しくても、絶望しても、

より良い人生を求めて、

人間は暗闇の中に光を見い出す。

足蹴にされても、踏みにじられても、

ボロボロになりながら立ち上がろうとする

人間の力強さを感じる。

損得勘定の絡んだ取引ではなく、

その強靭な思いは、愛は、

とても抑えることのできない、わきあがる泉、

生命力の源に他ならない。

つべこべ言わずに黙って観てほしい。

ロングランのミュージカルとして、

有名な曲はいっぱいあるけれど、

革命の獅子たちと、民衆が力強く歌う

民衆の歌に魂を揺さぶられた。

人間なんて滅びてしまえ、

このまま夜寝たまま死ねたらいいと

思うこともあるけれど、

そんなどうしようもなく愚かな人間の生み出す

すばらしい小説、音楽、映画、絵画、スポーツなどに、

心震え、血が騒ぐ。

今年も、そんなものにたくさん触れたい。

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明けおめ

おめでとうございまする。

暮れに16歳になりました。

じ~っ。

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