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シューマンの指

天才ピアニストの永嶺修人。

そんな彼と知り合い、互いにシューマン論を闘わす

音大受験生の「私」。

謎めいた修人を見つめ、思慕をつのらせるうちに、

幻想的な世界にいざなわわれていく。

と、甘美な世界にひたっていると、

いきなり女子高生殺人事件が起こり、

ミステリーの様相を呈していく。

オチはよくある話なのだけど、

音楽とのコラボが絶妙に美しかった。

音楽の話に引っ張られて、

ああ、これはいちおうミステリなんだなと後から気づく感じ。

それにしても、音大出でもない作者がここまで

音楽のことを書けるなと感心。

ピアノ好きじゃないと、ちょいと退屈かも。

奥泉光(講談社)

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