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カルメン

アルテリッカしんゆり芸術祭の初日。

久しぶりに全4幕を聴きにいった。

この演目は好きなのだけど、

カルメンが歌うハバネラにしても、

エスカミーリョが歌う闘牛士の歌にしても、

どこか抜けきれてなくて、喉元がむずがゆい感がある。

ビゼーのこの曲は、大変難しくて歌手泣かせだと

つくづく思う。

やはり、後半に向かうほど、ノッてくる感じがわかり、

結末を知っていても、ドキドキする。

どういう演出するかも、その時々で違うのでおもしろい。

初日のせいか、闘牛場の群集の中に

ホンモノの川崎市長が飛び入りで現われ、

思わぬサプライズだった。

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タヌキ

ピアノのレッスンは毎回、先生のお宅に伺っているが、

レッスンが終わった今日の帰り道のこと。

住宅街の中、島田生長の森緑地という

短いけどちょっとした散策路がある。

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天気もいいし、バスの時間までまだあったので、

ふらふらとその小道を歩いていると、

前方からなんとタヌキが!

向こうもこっちの顔を見て、はたと足を止め、

踵を返して元来た道をとっとと引き返した。

追いかけたけど、とても追いつけず、

写真を撮るヒマもなかった。

タヌキそっくりのネコもいるらしいけど↓

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あれは、ネコじゃない。タヌキの顔だった。

あそこらへんは緑が多く、

まだまだいるようだが、

昼間姿を現すのは珍しいとのこと。

それにしても、かわいい顔してた。

ちっちゃくて子供みたいな感じだったけど。

やっぱり、タヌキそっくりのネコだったのかな?

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猫語の教科書

ネコによる、ネコのための

いかに人間を手なずけて、家をのっとるかの指南書。

人間がネコに牛耳られてるというのは

うすうすわかってはいたことだけど、

こんなことを考えながら、やっていたとは。

ミステリも書く作者ギャリコは、

大のネコ好きだったそうな。

ご同輩にいちいち納得ものです。

翻訳も軽妙。写真もかわいheart01

ポール・ギャリコ、灰島カリ訳(筑摩書房)

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廃屋

もう使われていない、東急東横線ホームの概観。

もう、取り壊されるんだね。

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舟を編む

去年、本屋大賞をとり、

さらに映画化されて話題の本。

辞書と作るというおっそろしく細かくて

めんどくさい仕事に携わっている人たちの話。

不覚にも涙が出た。

言葉をつくりだし、つないでいく。

人間が死んで跡形もなく朽ちてしまっても、

その人の悲喜こもごもの思いを伝え、

歴史を伝えていく言葉。

世の中、言葉だけじゃダメだけど、

言葉で表現し、うったえるということは

どうしても必要だ。

まがりなりにも、言葉に関わる仕事に首を突っ込んでいて、

そのときの感情、状況を表すのに

自分の語彙力の乏しさを、何度嘆いたことか。

言葉は手段にしかすぎないけれど、

なんと奥の深いことか。

てにをはひとつでも、その使い方によって、

受け手に誤解されることもある。

そうした言葉のさまざまな力を感じるとともに、

辞書に限らず、さまざまな分野で

注目されないけど、地道に働いている人たちが

こうしてたくさんいることをつくづく思う。

そんなんで食えんの?とか、売れるの?とか、

大変だねとか、いろいろ言われても、

金にもならない作業をする人たちによって

この世は支えられている。

金がなくちゃ生きられないのは確かだけど、

こういうことは金の問題ではない。

逆に何億という年俸をもらっている人だってそうだ。

1億でももらったら、もう辞めちゃうけどなんて

素人は思うけれど、そういう問題じゃないのだ。

結局、自分の問題ってやつだろう。

三浦しをん(光文社)

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お気に入り

酒飲みなので、甘いものには特にこだわらないが、

最近、これにはまっている。

西洋雑貨みたいな店で売ってる

チョコケーキなのだけど、

安いのに高級感があってしっとりと美味。

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TDL30周年

だそうで。

なにをかくそう、わたくしメ、

TDLと同じく1983年4月に社会人デビューしますた。

この2月に初めて海外に行き、

成田に向かうリムジンの中から、

開業直前のシンデレラ城の尖塔が見えたのを

思い出します。

最近はとんとご無沙汰だけど、

若い頃はよく行きましたねえ。

考えてみれば、町でこんなに高いクッキー買わね~よなと

思うけど、入れ物が欲しくバカ買いしてみたり、

なぜかあそこに行くと、文字通り魔法にかかったように、

散財してしまう。

ま、わたし的には、なんといっても

ホーンテッドマンションなんですがね。

あそこは何度行ってもおもしろい。

好きですねえ。ネタに飽きない。

パレードでみんなが出払っているときに、

何度も入ったりしたものです。

なんだか、きな臭い昨今の世の中。

あのテの別世界に逃げ込みたい気もしないでもない。

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ランチ会

師匠を囲んでのランチ会に行ってきた。

今回は師匠の一番弟子である大先輩翻訳家も参加され、

相変わらず、楽しいひとときでした。

一冊出すという翻訳仕事の方はすっかりダメダメなのに、

あれはどうだ、これはどうだと、

変わらずハッパをかけてくださって、ありがたいことです。

売れっ子仲間からも、ふられても気にせず

どんどん行けと言われましたです。

なにかしなきゃ、話になりませんからね。

それこそ、投資しなきゃ、当たらない。

負けても、次はもしかしたら、という宝くじ精神でしょう。

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湿地

ちょっと珍しいアイスランドを舞台にしたミステリ。

ひとり暮らしの老人が殺された。

単なる行きずり殺人かと思われたが、

死体のそばに奇妙なメモが残されていたことから、

複雑で忌まわしい悲劇的な過去が

少しずつ明らかになっていく。

と、ありがちなストーリーなのだけど、

動機というか、この事件のきっかけとなった過去と、

それにまつわる人々の関係になるほどと思わされた。

丹念に足を使って聞き込みをする、古臭い捜査の仕方に

ともするとまどろっこしく愚鈍な感じが否めなかったのだけど、

アイスランドの人口が30万人あまりという事実に

なるほど納得。

大都会ではないけれど、

マープルおばさんのような小さな村とも違う

独特な雰囲気があった。

そこが話のミソでもあったわけど。

アーナルデュル・インドリダソン、柳沢由実子訳

(東京創元社)

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動物たち

で、ついでに上野動物園へ。

陽気のせいか、ウィークデイなのにけっこうな人。

やっぱり、動物を見てるのは楽しい。

というか、こっちが見られてるのかも。

日頃の人間という動物のバカさかげんを

見ていると、いかに彼らに癒されるか。

今日のヒットは、ハシビロコウのように、

いつまでも固まり続けているフクロウくん。

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ラファエロ展

行ってきました。

久しぶりの国立西洋美術館。

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やっぱり、大公の聖母がよかったかな。

背景にいろいろ描かれてたらしいのだけど、

黒く塗りつぶされている。

メリハリがあって、この方がいいのでは。

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バチカン・シークレット

先のベネディクト16世が、もう教皇辞める、と突然言って、

ついこないだ新たなPopeが決まったわけですが、

バチカンを包む秘密のベールは相も変わらず。

ピルも体外受精も、果てはiPS細胞まで出現してしまった今日、

いつまでも古臭いだろうという印象の否めないあの世界に

ちと興味がわいて、手にとってみた。

ロシア革命以降からの20世紀のバチカンの歴史をつづったもの。

共産主義との関係、

ムッソリーニによる建国、

ホロコーストを抑え切れなかった教皇、

ヨハネ・パウロ二世暗殺疑惑、

聖骸布騒動などなど、

よくわからないなりにおもしろかった。

神の理論は、無宗教の者が一概に言えないが、

人間が頭で考え、作り出したことではないのか。

信じることによって心の平安が保たれれば、

それで済むことなのに、

それが多分に政治的になっていくのは、

結局、バチカンにいる人間だって、

ただの人間だってことだからだよ。

ベルナール・ルコント、吉田春美訳(河出書房新社)

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世界珍本読本

タイトルどおり、おかしな洋書のオンパレード。

・全身イレズミ図鑑

・有名人と同姓同名さんを訪ねてみた

・人面コレクション

・顔に見える風景

・究極の場所でのエクストリームアイロニング

・身近なものでドクロアート

・ソ連共産党幹部が議事中の退屈しのぎに書いたらくがき集

・イギリス召使の肖像画

・中途挫折した先端プロジェクト

・ガセネタ500年史

・街で見かけたヘンな看板

・マイ棺桶の作り方

・ハゲ大全

などなど、よくぞこんな本出そうと思ったなというものばかり。

もちろん、エロや心霊などキテレツなものもあり、

実はマイ蔵書にあるものもあって汗。

ニューヨークを“にうようく”なんて書いたり、

ヘンな当て字をしたりする解説が読みにくく、

別にそんな書き方しなくてもいいのにと思うけれど、

中途に挿入された、電子書籍と紙の本に関するウンチクは、

お、と思うところがあった。

どどいつ文庫(社会評論社)

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