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湿地

ちょっと珍しいアイスランドを舞台にしたミステリ。

ひとり暮らしの老人が殺された。

単なる行きずり殺人かと思われたが、

死体のそばに奇妙なメモが残されていたことから、

複雑で忌まわしい悲劇的な過去が

少しずつ明らかになっていく。

と、ありがちなストーリーなのだけど、

動機というか、この事件のきっかけとなった過去と、

それにまつわる人々の関係になるほどと思わされた。

丹念に足を使って聞き込みをする、古臭い捜査の仕方に

ともするとまどろっこしく愚鈍な感じが否めなかったのだけど、

アイスランドの人口が30万人あまりという事実に

なるほど納得。

大都会ではないけれど、

マープルおばさんのような小さな村とも違う

独特な雰囲気があった。

そこが話のミソでもあったわけど。

アーナルデュル・インドリダソン、柳沢由実子訳

(東京創元社)

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