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妖怪ツアー

だいたいこういう怖い系は会期が夏休みいっぱい。

今週末までなので、慌てていっぺんに3件回ってきた。

急に涼しくなったせいか、喉が痛くて調子が悪く、

リポDを飲んで、馬力つけていざ妖怪ツアーへ。

まずは、横浜そごう美術館の「幽霊・妖怪画大全集」

去年、福岡でやっていたもので、

すばらしいコレクションでした。

あまり見慣れない数多くの掛け軸がなかなか。

昔は今よりわけわからないものが多かったと思うが、

こうした人間の想像力を考えると、

想像ではなく、実際に見た(いた)のではないかと

信じたくほどだ。

いやあ、楽しい。このユーモアがなんとも楽しいではないか。

次は東京に出て、三井記念美術館の「大妖怪展」

横浜と重複しているものもあったけど、

鬼の面がずらりと並んでいるのがよかった。

あそこ、初めて入ったけど、すごいリッチで濃厚な場所。

すごい金もってるって感じ。

エレベーターだって、こんな感じだし。

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そして、なんといっても夏の締めはここ。

谷中・全生庵の幽霊掛け軸。

今日はいつもとは逆、

日暮里の駅から谷中の墓地の中を歩いて向かった。

平日だというのに、けっこう人がはいっていた。

音声ガイドなんて、去年はなかったような・・・・・・

というわけで、妖怪三昧な日でございました。

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次はこんな展示が・・・・・オスカルさまですと!

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ちょっとしたことが

あるおもしろいサイトの抄訳を手伝っているが、

たまに管理者から、○○という記事が好評で、

翻訳のおかげです、なんて

お言葉をもらうとウソかもしれないと思いつつも嬉しい。

読者が翻訳者のことを考えるなんてことは、

ほとんどないと思うし、

逆にこの翻訳はおかしいとつっこまれることの方が

多いと思うので、いくら抄訳とはいえ、ドキドキものだが、

褒められるとやはり励みになる。

これからも頑張るよ、という気持ちがわいてくる。

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女子会

やっと仕事が一段落したので、

恒例の納涼会を拙宅で開催。

なにか作ろうかと思ったのだけど、

なんだか腑抜けてしまって、みんなできあい。

ピクルスぐらい自分でつけたかったなあ。

半年に一度のご機嫌伺いだけど、

とりあえずは、みんな元気そうでよかった。

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千葉在住の友人からいただいた

房総サイダーびわ風味。

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猫を抱いた父

ノンフィクション作家、梯久美子さんのエッセイ。

前半は自分のことが中心。

この人、同世代のせいもあってかちょっと感覚が似ている。

子供の頃のことなど、なんのこともない話に、

ああ、そうそうと共感する部分がある。

後半は得意とする戦争関連の取材に関してなのだが、

戦争を直接知らない世代が、

体験者に安易に話を聞いてはいけないのではないかという感覚と、

それでも伝えていかなくてはならない

使命感みたいなのが感じられる。

過去をたずね、ひもとく行為にはいつでも

胸がすとんと落ちるような不思議な感覚がある。

廃線になった全国の線路を訪ねて歩く

この人の廃線紀行が読売に連載されているが、

早く本にならないかなあ。

梯久美子(求龍堂)

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イチ、4000本!

ついに、4000本安打達成。

日本とアメリカとの安打は分けて考えるべき、

なんてバカなことを言う奴もいるが、

誰もが認める偉業であることに変わりない。

采配に疑問符いっぱいのバカ監督のせいで、

信じられないことに、大手をかけたダブルヘッダーの

第二試合はスタメンをはずされ、

いじめか?と思うほどの扱いだったけど、

見てろと言わんばかりに、早々に達成してくれた。

昨日の第二試合は代走という出番だけだったが、

野球はこうやってやるんだと身をもって示した。

サッカーでもテニスでもなんでもそうだけど、

直接シュートを入れた選手、ショットを決めた選手が

すごいのはもちろんなのだけど、

そのお膳立てをしたいわゆるアシストの存在は大きい。

というか、アシストがすべてと言っても過言ではない。

ホームランを打って点が入るのは当たり前。

転がしたり、走ったりして、どうやって勝ちゲームを

組み立てていくのか、それを見せるのが醍醐味だろう。

力の強い者、体の大きな者だけが

必ずしも勝てるというわけではない世界がおもしろい。

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今年のアゲハ

今年は山椒の枝にきたアゲハは少なく、

夏になってから幼虫が二匹だけ。

一匹はどうやら鳥にやられてしまったらしい。

残った一匹を守るため、例の如く洗濯ネットをかぶせておいたら、

その中でサナギになった。

昨日まではイモムシだったのに、まさに変態。

こうした設計図がDNAの中に書き込まれているかと思うと、

この世の神秘を痛感せざるをえない。

本当に神は存在するのだろうかと思ってしまう。

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ウルグアイ戦

先日の、サッカーウルグアイ戦。

結果は日本代表の負け。

日本のサッカーも決して下手なわけではない。

でも、こないだのコンフェデでも明らかなように、

アジア以外の国相手だと、こうしていとも簡単にやられてしまう。

ウルグアイは上手かった。

ガシガシした血相を変えたゲームではなく、

日本のほうが優勢か?と思いきや、

合間を突いてするりと決めてしまう。

個々の技術の精度はもちろんなのだけど、

ゲーム全体の見方が違うからなのではないか。

南米の選手は、子供のときから

ボール感覚を体にたたきこまれているという話はよくきくけれど、

それだけでなくピッチ全体の絵が見えているような気がする。

シュートを決めるときの、最後にシュートする人間だけでなく、

そこに至るまでのボールの軌道。

受けるボール、出すボールといった目の前の単発的なものではなく、

上から全体を見るような俯瞰的な絵が見えている。

これはサッカーに限らず、音楽や囲碁、すべてのことに言える。

上手いという域にいる人たちは、大局的にものを見られるのではないか。

そこらへんの違いが、日本がもうひとつ突き抜けられない

壁なのでは、と感じた。

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死を思う8月

6日広島。

9日長崎。

12日御巣鷹。

15日終戦。

15日で終わらず、

この日以降も爆撃された都市があった。

いまだに放置されたままの遺骨や、

海に沈んだ船や飛行機。

それは戦後10年だろうが、68年だろうが変わらない。

なにも知らずに生まれた若い世代でも、

一年のうちでこの月だけは、

死を思わずにはいられない。

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姿の消し方

ドイツ文学者・翻訳者の池内紀さんの本。

世間にはあまり知られていないけれど、

そういえばあの人はどうしたんだろう?というような

人物たちの秘話。

例えば、モーツァルトの息子のその後とか、

歴史に埋もれた人たちの数奇な人生を集めたもので、

変人コレクションといってもいいかもしれない。

いたるところに自分の名前を書きまくった

落書き魔キュゼラークや、

筒井康隆の『現代語裏辞典』や

ビアスの『悪魔の辞典』のごとく、

皮肉たっぷりにそれぞれの言葉を解説した

『欺瞞の辞典』をつくったゼーリガーなど。

そばにいたら、ちょっと困るかもしれないが、

ヘンな人っていつでもおもしろい。

池内紀(集英社)

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寝るということ

立秋だというのに、猛暑がぶり返し、

暑さのせいもあるけど、頭が飽和状態だ。

私の場合、仕事は午前中のほうがはかどり、

夕方になるにつれて、能率が落ちてくるのだけど、

今、まさにそんな状態。

いよいよクライマックスという肝心な場面なのに、

なんだがノリが悪いこんな状態でやっても、

どんぴしゃという訳文が出てこない気がする。

といって、明日にするとしても気になってしかたがない。

いつもながらのジレンマ。

とりあえず、別の仕事やろうかなあ。

いつも思うが、ちょっとでも寝るとどうして

頭はあんなにすっきりするのだろう?

学生の頃、90分の授業を真剣?に聞いていると、

どこかで必ず怒涛のような睡魔に襲われる。

そんなとき、5分でもガーッと爆睡すると、

信じられないくらい頭が冴える。

やっぱりシエスタって、理にかなってるんだ。

寝ることは重要なんです。

イヤなことがあったとき、仕事や物事が行き詰ったとき、

なにはともあれ寝る。これが私の解決法。

あ、別にそうじゃなくても、

けっこう気を失ってることが多いけど。

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熱かったことだろう

68年前のこの日も暑かったことだろう。

うるさいほどセミが鳴いていたかもしれない。

思えば、長崎の原爆資料館は行っているのに、

広島は行っていない。

日本人として、一度は必ず行かなくてはいけない場所だろう。

人工的に作り出した兵器を用いて相手を殲滅する戦争は

人間が生み出した最悪の災禍。

加害者も被害者もない。

どこの国もやったし、やられた。

過去にそうした愚かな行為があったことは確かだ。

決して忘れてはいけないことだけど、

どこかの国のように、怨嗟だけをいつまでも引きずり、

前進を阻むのも間違っている。

原爆を落とされた、こんなひどいことをされた日本が

アメリカに対していつまでも怨念を抱いてはいない。

この日を忘れないのは、恨みではなく、

なにもわからないまま死んでいった人たちを弔うため。

どんな時代になろうとも、彼らのことは決して忘れてはいけない。

68年前のこの日、どんなにか熱かったことだろうか。

考えられないほどに。

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ペコロスの母に会いに行く

正確には介護の本ではない。

施設にあずけたボケた母親を60歳代の息子が訪ね、

その母の様子をつづったものだが、

あるときはズッコけた調子で、

そしてあるときは、ボケのせいで“視えちゃう”母親の言動に

ちょっとホロリとさせられる話。

実際に介護に四苦八苦している人には

少し的外れな内容だが、

ボケるということに対しての認識がちょっと変わるのは確か。

そりゃ、誰もが最期までボケないで逝きたいと思っている。

子供や他人にオムツを取り替えてもらったりしたくない。

でも、何が正しく老い方で、何が悪い正しくない老い方なのだろう?

ボケるって、そんなに悪いことなのだろうか?

すごく、考えさせられてしまった。

実際に介護をしたことがないので、

エラそうなことは何も言えないし、

介護の辛い日々に押しつぶされて、余裕のない人に

なにを甘いことを言ってるんだと、叱責されるかもしれない。

でも、ボケているその本人、

たいていは自分の親だろうけど、

その人個人の歩んできた歴史、

誰にもわからないその人だけの人生に思いをはせれば、

辛い思いもさせられたけれど、

親もひとりの弱い人間だったのだと、

それでも、その弱さゆえに愛しいのだと思えるかもしれない。

そう思えたら、それだけでもいいのではないか。

著者の親は長崎であの原爆にあい、

子供を抱えて彷徨った世代だ。

そんな背景と、長崎弁のやさしさに

8月9日を前に思わず涙がこぼれてしまった。

岡野雄一(西日本新聞社)

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国見山廃寺文化

帰りに北上駅まで送ってくれるついでに、

運転手さんが立ち寄ってくれたのだけど、

北上駅にわりと近いところ、北上川東側ほとりに、

8世紀から9世紀頃、かなりの寺院文化が栄え、

ひと山全体が遺跡になっている場所がある。

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まったく知らなかったのだけど、

平泉より古い文化だそうで、

比叡山のようにひと山全体かなりの広さだったようだ。

もちろん、全部はまわれず、

川岸のレストハウスみたいなところに

立ち寄っただけだったのだけど、

ちょっと興味をひかれた。

司馬遼の「街道を行く」によれば、

岩手って、なにもないと書かれているらしいけど、

藤原氏より前の時代に、こんな一大文化が

あったとは、東北はますますもって不思議な地域だ。

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川幅も広く、とうとうと流れる北上川。

かなりの文明があってもおかしくない。

知らない土地を訪ねるのは、こんなにも楽しい。

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行くぜ、東北!

というわけで、7月末に

岩手の夏油温泉に行ってまいりました。

なんだかガタガタ忙しく、もちろん仕事持参で。

この温泉、昔から名前だけは聞いていたのだけど、

行ったことがなくて、一度つかってみたいと思っていた。

北上駅から山奥に分け入り、

ものすごいカーブだらけの一本道を行くしかない

ホントにドンづまりの秘湯。

1000年以上の歴史があり、

昔の人はたどり着くのにさぞかし大変だったことだろう。

テレビもない、携帯もつながらない(FOMAはつながった)、

正真正銘お湯につかるしかない場所。

もちろん、宿も湯治場状態なので、山小屋風。

普通のホテルを想像していると裏切られる。

世の中がこんな温泉ブームになる前から、

ひっそりと存在していて、

昔から姿の変わらないこうした温泉は

大切にしていかなくていけないとつくづく思う。

東北の温泉って、ブーム関係なくホンモノだから、

混浴が多い。

もちろん、今だから、女性専用時間なんかが

ちゃんともうけられていて、女性も安心して?入れるのだけど、

当然、異形のものを見ても構わなければ混浴に入ってもOK.

ここには7つも湯があって、それぞれ特徴がある。

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一番奥まったところにあるこの大湯。

なんと、温度が46℃もあって、とても入れない。

でも、この温泉の一番人気だそうで、

わざわざこの湯だけを目当てにやって来る

常連が多いのだそうだ。

この熱さとビリビリ感がやみつきになるのだとか。

入れずとも、かけ湯してると不思議と

はまりそうになるのがおもしろい。

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夏油川両岸の露天風呂。

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とうとうと流れる夏油川。

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温泉街というか、中央通り?はこんなひなびた感じ。

突然、土砂降りの雨が降ってきて、湯から部屋に帰れなくなったり、

熱い!といっては、まったく知らない人たちと

裸できゃーきゃー騒いだりしてとても楽しかった。

ここに来ている人たちは、温泉大好きで、

ほかにもあちこち行きまくっている人が多いようだ。

ものすごく印象的な温泉だった。

まわりは山に囲まれてて、もちろん登山もできるのだけど、

標高は1300mくらいなのに、悪路でけっこうきつい。

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