« Red2 | トップページ | おとなの社会科見学 »

マラヴィータ

主演がロバート・デ・ニーロ、ミッシェル・ファイファーと

きたら、もう観に行かないと、と思っていたのに、

公開から1ヶ月もたつと、どこの映画館も冷たく次々撤退。

今週までのところが多かったので、慌てて足を運んだ。

デ・ニーロ扮するNYのマフィアのボス、

フレッドはFBIと司法取引し、同業者を売った。

そのため、命を狙ってくる追っ手を逃れて、

フランス・ノルマンディの片田舎に家族共々隠れ住む。

が、この家族、もちろん妻も子供もただ者ではない。

新参者のアメリカ人として、いやがらせを受けて、

黙っているタマじゃない。

食べ物や作法について、フランス人がアメリカ人を

バカにする皮肉がたまらなくおかしく、

そのやりとりが大いに笑えた。

監督がリュック・ベッソンのせいか、

随所にほかの映画へのオマージュが見え隠れしていて、

そうした遊び心がなかなか。

たとえば、デ・ニーロが野球のバットを持って、

配管工をボコボコにする場面は、まるで『アンタッチャブル』だし、

居場所がバレて、殺し屋たちが街に乗り込んでくる場面で、

列車から次々と強面の男たちが降りてくるさまは、

ほら、『真昼の決闘』のよう。

前半は笑わせ、後半は緊張感をはらみ、

とってもおもしろかった。

町の住民を集めた映画上映会で、

予定していた映画がトラブルでかけられなくなり、

代わりに上映されたのが、なんとマフィアものの

『グッド・フェローズ』

作家というふれこみのフレッドが、

みんなの前でひとくさりしゃべらされることになり、

ついつい、超リアルにマフィアの世界をしゃべってしまう。

それを聞いていた、トミー・リー・ジョーンズ扮するFBI捜査官の

あっちゃーという顔がなんともかわいい。

家の居間で、デ・ニーロとミッシェルが

いちゃいちゃ戯れる場面があるのだけど、

ウマい俳優がやるとホントに自然で、

まさにホンモノの夫婦みたい。観てて微笑ましくなった。

いや、お奨めデス。

ちなみにマラヴィータとは、

主人公フレッドの飼い犬のシェパードの名。

イタリア語で裏社会の意味があるそうだ。

|

« Red2 | トップページ | おとなの社会科見学 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/197391/58767339

この記事へのトラックバック一覧です: マラヴィータ:

« Red2 | トップページ | おとなの社会科見学 »