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なんだかねえ

今朝の新聞のTV番組ご意見欄みたいなところに載っていた
28歳の人の投書にちとびっくりした。
現在放映中の朝ドラ「花子とアン」のヒロインたちの行動について、
奥さんのいた人の後妻になるとか、
不倫・駆け落ちを美化しているNHKを許せんというもの。
なんでもありの今時の若い人にしちゃ、
なんとも古臭い考え方に目がテンテン。
いろんな意見があるのは結構なことだし、
正式な夫婦以外の男女の不純行為が絶対に許せないというのは、
その人の考え方だから勝手だけど、
NHKは品行方正であるべきで、
不倫など負の部分は見せないようにすべしみたいな
考え方ってどうかと思う。
清濁あわせもっているのが人間なんじゃないの?
でも、抗菌、抗菌とやたら清潔にこだわる世の中の風潮として、
汚いもの、醜いものは許せないという
考え方の人はけっこう多いのかもね。
戦争の悲惨さとかを、残酷だからという理由で
子供に見せない、伝えないようにする人たちも多いのだから
でも、オブラート人生の行く末はかなりきついはずだよ。

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懐かしの小学校

先日、実家に帰った折、朝ジョグついでに

むか~し昔、小学校1年から4年まで通っていた

小学校のほうまで行ってみた。

まずは自宅のすぐそばの県境の川を北上して

ひとつ先の駅へ。

子供の頃はこの駅はなく、

市立図書館に行くのに、そのもうひとつ先の駅まで

チャリチャリしていたものだ。

川に沿って走りながら、ここらへんかなというところで

左折してずんずん行くと、案の定隣駅付近に出た。

当時、子供の足で30分という道のりだったのだが、

現在の隣駅付近だろうと狙いをつけ、

ふらふらすること数分。

あった! どこか覚えのある道路発見。

そこを進んでみると、

なんだかあまり変わらない姿で大昔の学び舎が現れた。

40年以上前、すでに古いイメージがあったが、

この少子化の時代、まだ合併とかされずに

残っているとはけっこうな驚きだ。

歴史を調べたら、明治25年に尋常小学校として開校ですと!

私がピッカピカの一年生だった年は

すでに創立70年以上になっていたということか。

いやはや、古いわけだ。

今では考えられないけど、校舎の外に生徒が使う

ボットントイレがあったり、

校舎の建て直しのため、プレハブ校舎に入れられたけど、

ネズミが教室内を走り回っていたり、

ポキール(ぎょう虫検査キット)を学校に忘れて、

休みのときに取りに行ったけど、入れなかったり、

通学路に2軒あった文房具店で散在するのが

楽しかったりと、けっこう思い出あります。

今はあちこちきれいに整備され、

建っている家なんかもきれいになっちゃってるけど、

当時は雑木林も多く、通学路も寂しくて、

痴漢事件に遭遇したこともある。

5年生のときから、徒歩15分くらいの新設校に転向したが、

記憶の片隅には刻まれている。

こういうことが懐かしくなるのは、

年くった証拠かのお。

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当時もあった、まごころと書いてある碑は健在でした。

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ばけもの好む中将

時は平安時代。

容姿端麗、頭脳明晰、その身分も申し分ない貴族さま、

宣能(のぶよし)は、怪異・ばけもの大好きで、

コワい噂の絶えない場所に自ら足を向ける変わり者。

一方、ばけもの、コワいもの大っ嫌いな、

ちと気の弱い中流貴族の宗孝(むねたか)は、

なぜかこの宣能に引っ張りまわされて、

ばけもの騒動に首を突っ込むはめになる。

宣能の共感覚をもつ妹、初草や、

宗孝の大勢いる姉の中でも

ちょっと不思議な行動をとる謎めいた十の姉など、

わけありな脇役に、宮中の陰謀なども絡み、

マンガのようだけどけっこう面白かった。

平安時代の立ち居振る舞い、美しい日本語が

なんとも素敵で、いにしえの世界に思いをはせることができる。

瀬川貴次(集英社)

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蔵王温泉

冬ではない蔵王に行ってきた。

涼しくて大変快適ですた。

雪のない緑のゲレンデと登山道を歩いて汗をかき、

とっておきの硫黄泉でふやける。

どこになにがあるだいたいわかっている温泉だし、

この頃は宿の部屋でもWiFiがつながるところが多くなり、

とても便利。

温泉って、本当に効能があるのがよくわかる。

硫黄泉につかりまくっていると、必ず最終日あたりに

肌が荒れるのだけど、これは毒素が排出されてる

デトックス効果があるからにほかならない。

きっと、長期滞在したり、地元に住んだりしたら、

その繰り返しで、お肌ツルツルになっていくのだろう。

だいたい温泉場に住んでいる地元の人はお肌はきれいだもの。

蔵王は開湯1900年という、それは長いこと親しまれてきた温泉だが、

その歴史は全国第二位だという。

ちなみに第一位は、ガン治療で有名な秋田の玉川温泉。

玉川温泉にはまだ行ったことはないのだけど、

いずれにしても、日本に住んでいることのありがたみをつくづく感じる。

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さんざっぱら、滑り降りたゲレンデも、

今は草ぼうぼう。

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ロープウェイより、蔵王温泉街。

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きれいな夕陽。

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今回入った外湯は新しくなった川原湯。

ちと熱いけど、気持ちいい。

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ここだけは、下から温泉がボコボコ湧き出ている。

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帰りは山形城に立ち寄った。

東大手門の最上義光さま像。

この大手門の櫓が公開されていて、

敵の襲撃に備える石落としなどがおもしろかった。

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五枚目のエース

久々に新刊出ました。

ミス・マープルばりのオバさんが、

事件に首を突っ込みまくるデッドラインもの。

オールドミスの元学校教師と、

親友の警部とのとんちんかんなやりとりが

なんともずっこけてておもしろい。

時代は1950年代とちと古いけど、

コワい場面はゼロなので、気軽に読めると思います。

原題はThe Green Ace。

担当編集者さん発案の一発タイトルに頭が下がりました。

内容を読んでもらえばわかりますが、

まさにありえないはずの五枚目のエースなのです。

スチュアート・パーマー(原書房)

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身体巡礼

本屋で目が合って、つい買ってしまった。

死体とは切っても切れない縁があるのか、

やはり出ましたこの人の墓巡り紀行。

解剖学者、養老孟司のヨーロッパお墓巡礼談。

相変わらずの皮肉っぽいというか、

世の中斜めに見てるみたいな物言いで淡々と綴る。

遺体の内臓を分けて壺におさめ、礼拝堂に安置するとか、

骨のオブジェ、何世紀にも渡って積み重なる墓など、

死者に対する日本人との感覚の違いなどがおもしろい。

このテの本はたくさん出ているけれど、

わかっていても、ついつい手を伸ばしてしまう。

養老孟司(新潮社)

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異形再生

こういう本は、ついついポチってしまう。

いわゆるマッドサイエンティスト、

スペンサー・ブラック博士による絶滅動物図録。

19世紀、解剖学教授であった彼は、

人が自然選択を繰り返しながら進化する過程で、

現在の人の姿とは異なる姿をした多様な種が生まれ、

その種の系統を引くのが、奇形をもつ人々だという持論をもっていた。

その考えのもと、キメラのようなさまざまな動物の

身体の部位を寄せ集めた生物を自ら作り出し、

その解剖図などを詳細に残している。

現在、架空の生き物だと言われている幻想動物、

スフィンクス、サテュロス、ミノタウロス、キマイラ、

ドラゴン、ケンタウロス、ハルピュイアなどが、

実際に存在したという解釈なのだ。

もちろん、バカバカしいと科学界からは

相手にされなかったが、こうした考えを貫き通した生涯と、

このような秘密の博物誌は大変に興味深い。

エリック・ハズペス、松尾恭子訳(原書房)

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