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異形再生

こういう本は、ついついポチってしまう。

いわゆるマッドサイエンティスト、

スペンサー・ブラック博士による絶滅動物図録。

19世紀、解剖学教授であった彼は、

人が自然選択を繰り返しながら進化する過程で、

現在の人の姿とは異なる姿をした多様な種が生まれ、

その種の系統を引くのが、奇形をもつ人々だという持論をもっていた。

その考えのもと、キメラのようなさまざまな動物の

身体の部位を寄せ集めた生物を自ら作り出し、

その解剖図などを詳細に残している。

現在、架空の生き物だと言われている幻想動物、

スフィンクス、サテュロス、ミノタウロス、キマイラ、

ドラゴン、ケンタウロス、ハルピュイアなどが、

実際に存在したという解釈なのだ。

もちろん、バカバカしいと科学界からは

相手にされなかったが、こうした考えを貫き通した生涯と、

このような秘密の博物誌は大変に興味深い。

エリック・ハズペス、松尾恭子訳(原書房)

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