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服用禁止

仲間のひとりが突然死んだ。

砒素が検出されたことから、
殺人か?と大騒ぎになったが、
本人の手紙が発見されたことから、
自殺という見方が濃厚になった。
が、ここでミステリが終わるわけはない。
最後に明かされる事実は、
複雑に絡み合った人間関係の綾だった。
携帯もないひと昔前の話だが、
やはり、こうした古い時代のミステリのほうが
おもしろい気がする。
ドンパチなど、派手な描写がなくても
十分に読者を惹きつけられる力がある。
最近、海外ミステリから少々遠ざかっていたが、
あらためておもしろいと思った。
復刊ものが流行っているのもうなずける。
アントニー・バークリー、白須清美訳(原書房)

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